これからの日本の電力をかんがえる場合、原子力発電に反対しているだけでは未来はひらけず、再生可能エネルギーの割合を増やす努力を具体的にしていかなければなりません。
日本科学未来館(注1)の「Lesson#3.11:5年前、そして5年間に起きたこと」(注2)ではこれからの電力についても展示解説しています。
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日本科学未来館(注1)の「Lesson#3.11:5年前、そして5年間に起きたこと」(注2)ではこれからの電力についても展示解説しています。
情報処理・学習・旅行・取材・立体視・環境保全・防災減災・問題解決などの方法をとりあげます
出ていく人を「裏切り者」とののしったり、残る人を「じぶんの子どもも守れない愚か者」と攻撃したりといった対立が、あちこちでおきました。
福島産の食べものを食べる・食べない、つくる・つくらないでも対立が生まれました。
なんとかがんばって農業をつづけようと努力する人と、汚染されたとちで農作物をつくって出荷するなどもってのほかで、犯罪行為だと攻撃する人。
どちらも自分の考え方に対して自信をもっているだけに、一歩も引きません。
生きがいがもてなければ、精神的健康が保てず、肉体にも影響がおよびます。幸せを感じられない日々を過ごすなかで命を縮めていく・・・そのほうがどれだけ「危険」なことか。
理不尽な形で阿武隈を追われたという悔しさもさることながら、やはり、阿武隈山系の自然が汚されたこと、これからさらに破壊されようとしていることを見ていなければならないのが、耐えられません。
目 次第1章 あの日、何がおきたのか第2章 日本は放射能汚染国家になった第3章 壊されたコミュニティ第4章 原子力の正体第5章 放射能よりも怖いもの第6章 エネルギー問題の嘘と真実第7章 3・11後の日本を生きる
いよいよ避難しなければならないと思っていると、突然、テレビに衝撃的な映像が映し出されました。
福島第一原発一号機が爆発するという映像です。
背筋が凍るというのは、こういうことを言うのでしょう。
目 次第1章 事故はどういうものだったのか地震、津波、そして、すべての電源を失った情報が混乱し、対応ができなくなった ほか第2章 放射能とはどんなものかX線の発見ー放射能の背景放射能の発見 ほか第3章 被曝とはどういうものかヒロシマ・ナガサキの被爆スリーマイル島、チェルノブイリJCO事故 ほか第4章 エネルギーについて知っておきたいこと電気という便利なエネルギーエネルギーのフローチャート ほか
目 次序章 東日本大震災のもたらしたもの第1章 「原子力」とはどういうエネルギーか原子力のエネルギーとは何だろう?放射性物質と放射線の発見ウランの原子核からエネルギーを取り出す半減期とは?単位の話 ー ベクレル(bq)とシーベルト(Sv)第2章 放射性物質とはどんなものか元素の周期表で元素の位置を確認する放射性物質と元素の周期表原子爆弾と原子力発電と元素元素の周期表と化学結合第3章 放射線は生物にどのように影響するか遺伝子の本体DNAへの影響今おきていること、子孫に受け継がれること原爆および原発事故からの教訓医療・農業・研究での利用第4章 どうしたら科学で身を守ることができるか放射性物質はどのように飛散し濃縮するかゴミを減らす方法と放射性物質を減らす方法の違いは何か毒も薬になる、薬も毒になる身を守るために物質の性質をもっと知ろう終章 科学は何ができるか
目 次第1部 歴史に見る日本の津波災害第1章 古代の津波災害第2章 三陸沿岸を襲った大津波第3章 南関東沿岸の津波災害第4章 南海トラフ巨大地震と津波災害第5章 日本本海沿岸を襲った大津波第6章 沖縄・八重山列島を襲った大津波第7章 山体崩壊が起こした大津波第8章 太平洋を渡ってきた大津波第2部 災害の記憶を後世に第9章 「稲むらの火」と防災教育第10章 3・11超巨大地震と大津波災害第11章 三連動地震に備えて
1. 西湖コウモリ穴最大規模の溶岩洞窟が見られます。2. 本栖湖の溶岩富士山の山麓には巨大な湖がもともとありましたが、噴火にともなう溶岩流により、本栖湖・精進湖・西湖に現在はわかれています。3. 白糸の滝古富士火山時代の泥流と新富士火山による溶岩流の境目からわきでる水による滝です。4. 御中道富士山中腹の森林限界線にそった小道です。5. 水ヶ塚公園富士山中腹で噴火した宝永山と宝永火口がよく見えます。6. 宝永火口の岩脈マグマが、岩の割れ目にそって地下でかたまった岩脈を見ることができます。7. 山頂火口の虎岩富士山の山頂火口の中にある奇岩です。平安時代からあります。8. 御庭・奥庭昔の火口を見ることができます。9. 夏狩湧水群「平成の水百選」にもえらばれた湧水による滝です。10. 河口湖の溶岩およそ1万年前に起きた噴火によるふるい溶岩を見ることができます。
火山噴火前に準備しておく物品リスト
- 防塵マスク
- 防護メガネ(ゴーグル)(降灰時には、コンタクトレンズはつかわないようにする)
- 最低3日分の飲料水
- 最低3にち分の保存食
- ラップ(家電製品に火山灰が入らないようにするため)
- ラジオ
- 懐中電灯
- 毛布
- 衣類
- 医薬品
- 清掃用具
目 次1章 地球環境の変遷とその原因2章 古気候・古環境の復元3章 旧海水準および海岸線の復元4章 年代測定の方法5章 地球環境の諸問題(1)6章 地球環境の諸問題(2)7章 地震活動8章 プレート境界で発生する地震(プレート境界型地震)9章 活断層の活動によって発生する地震(活断層型地震)10章 地震災害の実態と将来予測11章 火山活動と火山災害12章 水害・土砂災害13章 人為的要因による災害14章 身近な地形と人間活動
目 次第1章 地球はどんな構造をしているのか第2章 プレートテクトニクスの発見第3章 プレートテクトニクスはどのような現象か第4章 プレートテクトニクスはいつはじまったのか第5章 地球以外の惑星にもプレートテクトニクスはあるのか第6章 プレートテクトニクスと生命環境第7章 プレートテクトニクスはいつか終わるのか第8章 プレートテクトニクス理論のこれから
もくじ第1章 海の中を探る地球のでこぼこはどうしてできる?長さ3850 km の深い溝(千島・カムチャッカ海溝〜日本海溝〜伊豆・小笠原海溝)巨大な海底山脈(伊豆・小笠原弧)深く平らな海底の盆地(北大西洋海盆)海溝に飲み込まれていく山(鹿島海山・襟裳海山)引きさかれた山脈(伊豆・小笠原弧/九州・パラオ海嶺/四国海盆)でこぼこだらけの高いがけ(南海トラフ)日本海は大昔は湖だった浅い海の細長いくぼみ(東シナ海)海水がこおる浅い海(オホーツク海)入り組んだ浅い海(瀬戸内海)浅くて入り口のせまい湾(東京湾)日本一深い湾(駿河湾・相模湾)たくさんの谷がきざまれた深い湾(富山湾)火山が爆発して広がった湾(鹿児島湾)第2章 海のひみつ海の広さと深さ海には陸上の10倍以上の生き物がいる!?波と潮(目に見える海の動き)海の水は流れている海流と日本の気候日本に地震が多いのはなぜ?地震がおこす津波海を調べる技術海の水がふえないわけ(地球をめぐる水)
目 次1章 大陸移動説の成り立ち2章 海洋底拡大説からプレートテクトニクスへ3章 地球をつくる岩石のひみつ4章 海嶺と海洋プレートのしくみ5章 なぜ動くのか? マントル対流とスラブ6章 沈み込み帯で陸ができるしくみ7章 衝突する島弧と大陸のしくみ8章 プレートテクトニクスと地震
地球の表層は、硬い岩石の板がジグソーパズルのピースのように分かれて覆っており、その一つ一つをプレートとよぶ。
地球は内部に熱源をもち、表面にプレートという冷却システムをもつ一種のエンジンのように見立てることができる。
目 次避難生活のはじまり避難所とは?避難所の管理運営はだれがするのか?避難所に入りきれないときは?避難所での生活で直面する問題食事はどうなるか?避難所のトイレや風呂の利用はどうなるのか?気になる健康管理は?避難所で、少しでも気持ちよく、くらすには?避難生活はいつまでつづく避難所生活はいつまでつづくのか?いつ、学校は再開されるのか?いつ、もとの生活にもどれるのか?
目 次地震発生直後の二次災害にそなえよう避難のときに注意が必要な二次災害は?避難するとき、最低限必要なものは?屋外で過ごす場合に注意することは?身の回りのもので、避難のときに役立つものは?二次災害を生きぬく知恵をもとう地域に原子力発電所や石油コンビナートがあったら?避難したあとにおきる、ガスと電気の二次災害とは?地震による火災で注意することは?帰宅困難者になったら…?こんなことも二次災害?なぜ計画停電がおこなわれたのか?風評被害ってなんだろう?
目 次津波のメカニズムを知ろう津波がおきるときはどういうときか?津波はどのようにしてやってくるのか?上陸後、津波の高さや速度が上がる?津波の巨大なエネルギーを知ろう津波はどれくらいの高さになるのか?津波の力はどれくらいあるのか?津波は外国からもおし寄せる?津波警報が出されたら津波警報を聞いたらどうするのか?津波警報が出された時間は?どこへ避難するのか?「つなみてんでんこ」とは?
2011年3月11日 岩手県14:49 3 m15:14 6 m15:30 10 m 以上16:08 10 m 以上18:47 10 m 以上21:35 10 m 以上22:53 10 m 以上
「津波がくる」といって真っ先に避難する中学生を見て、小学生がその後を追って学校の外に避難し、その避難する子供たちを見て、近所の大人たちもつられて避難した。その結果、多くの命が救われた。
伊勢湾に面する三重県明和町では、南海トラフ巨大地震がおきた場合、理論上、最大 6.92 メートルの津波がおしよせると想定された。町が示した避難場所を目指すのではなく、「学校の屋上にあがる」という、独自の津波避難の方針を決めた大淀小学校。13.5 メートルほどの高さがある。津波の後、孤立する可能性はあるが、その対応は可能なため、いのちを守ることはできるという判断だった。
万が一、屋上まで水が押し寄せた場合に備え、子供たちが流されないようにと、フェンスの三〇ヵ所に体をむすびつけるロープを設置した。