目に光がはいってくる段階と立体像が生じる段階があります。インプットとプロセシングをむすびつけます。情報処理を自覚します。
『どんどん目が良くなるマジカル・アイ 癒やしの風景』(宝島社)は立体視をしているうちに目がよくなる 3D イラスト集です。『マジカル・アイ』シリーズはベストセラーになっており、今回のテーマは「癒しの風景」です。




立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 -
本書の冒頭でも立体視のやりか方をわかりやすく説明しています。


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(p.43から引用)


たとえば上のイラストにおいて、ただ見るだけだとただの模様にすぎませんが、立体視をすると動物がうかびあがってきます。左右の目の視差を処理することにより立体像が生じます。このことから、見るという現象には、ただ見える段階(光が目にはいってくる段階)と左右の目からはいってきた情報を脳が処理して立体像をうみだす段階の2つの段階があることがわかります。目に光がはいってくる段階はインプット、情報を処理して立体像を脳がうみだす段階はプロセシングといってもよいでしょう。立体視は、「インプット→プロセシング」という情報処理の段階を自覚させてくれます。

このように、インプットでは模様だけだったのが、プロセシングにより、何が表現されているのかが認識できるのであり、いいかえると、立体視が成立しないということはプロセシングはすすんでいないということになります。

たとえば散歩をしていて、木の上に何か黒い物がくっついているように見えるのはインプットですが、それがヒラタクワガタであると認識できるのはプロセシングです。プロセシングでは立体像が生じるだけでなく、過去にえた記憶・知識なども総動員してそれが何であるかを脳が認識します。

したがってインプットとプロセシングはむすびついていなければならず、「インプット→プロセシング」を練習することが大事であり、プロセシングがすすめばアウトプットもおのずとできます。イラストをつかった立体視はそのためのひとつの訓練法です。



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▼ 参考文献
徳永貴久監修『どんどん目が良くなるマジカル・アイ 癒やしの風景』宝島社、2020年
2021-04-12 22.36.10