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ネペンテス・エイマエ
(ウツボカズラ科、インドネシア)
(交差法で立体視ができます)
熱帯の花木や果実がみられます。赤道付近の風景が想像できます。植物は環境の指標(目印)でもあります。
咲くやこの花館の第2室は「熱帯花木室」です。ステレオ写真はいずれも交差法で立体視ができます。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 -



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ネペンテス・トルンカタ
(ウツボカズラ科、フィリピン)



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ネペンテス・ウェントリコサ
(ウツボカズラ科、フィリピン)



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トックリヤシ(ヤシ科、モーリシャス)と
トックリヤシモドキ(ヤシ科、インド洋諸島)



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コスツス・バルバツス
(オオホザキアヤメ科、コスタリカ)



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レッドジンジャー
(ショウガ科、太平洋諸島)



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パパイア
(パパイア科、熱帯アメリカ)



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サンジャクバナナ
(バショウ科、東南アジア)



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マンゴー
(ウルシ科、インド北部〜マレーシア)



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ゴレンシ(スターフルーツ)
(カタバミ科、熱帯アジア) 



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パイナップル
(パイナップル科、熱帯アメリカ?(栽培品の起源は不明))



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タマゴノキ
(ウルシ科、マレー半島・ポリネシア)



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シーカーシャー(ヒラミレモン)
(ミカン科、琉球・台湾)



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カカオノキ
(アオイ科、南米アマゾン川・オリノコ川流域)



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ドラゴンフルーツ
(サボテン科、園芸品種)
(フラワーホール(中央ホール)に展示)



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プルメリア
(キョウチクトウ科、熱帯アメリカ原産)



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ハイビスカス・クレイ
(アオイ科、ハワイ州カウアイ島)



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ヒビスクス(ハイビスカス)'ガスト20'
(アオイ科、栽培品種)



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ヘリコニア・プシッタコルム
(オウムバナ科、西インド諸島〜南アメリカ)



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パロボラッチョ(ケイバ・インシグニス)
(アオイ科、アルゼンチン)



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ベニヒモノキ
(トウダイグサ科、西インド諸島)



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フィカス・トリアングラリス
(クワ科、熱帯アフリカ)



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カリアンドラ・エマルギナタ
(マメ科、メキシコ原産)



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オウコチョウ
(マメ科、西インド諸島)



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ハネセンナ
(マメ科、南アメリカ)



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ゲッカビジン(月下美人)
(サボテン科、原産地は熱帯アメリカなどの森林地帯)
(フラワーホール(中央ホール)に展示)



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ゲッカビジン(月下美人)






ウツボカズラの仲間(ネペンテス)「食虫植物の代名詞」:葉の先端が袋状であり、袋の上部から蜜をだして虫をあつめます。

パパイア「おなじみの熱帯フルーツ」:果実はなまでたべるほか、アイスクリームやジュースなどにもちいます。種子は、虫下しの薬になり、若い葉は食用になります。

バナナ「木ではなく大きな草」:茎の部分は葉鞘(ようしょう)がかさなりあってできた偽茎(ぎけい)(仮茎)であり木本(もくほん)ではなく草本(そうほん)です。

マンゴー「熱帯フルーツの代名詞」:チェリモヤやマンゴスチンとともに世界三大果実のひとつです。βカロテンをおおくふくみ、細胞の老化をおさえる抗酸化作用があるので肌をうつくしくたもつ効果が期待されます。

ゴレンシ「スターフルーツ」:果実を輪切りにすると星形になります。ジューシーな味がこのまれます。

パイナップル「実の付き方に注目」:株の中心から花茎がのび、花がさいたあとに果実がつきます。果実のうえにある葉は挿してそだてることができます。

カカオノキ「チョコレートとココア」:完熟した種子を発酵させると苦味がきえて独特の香りが発散します。水あらいし乾燥させたカカオ豆を火にあぶって種皮をのぞいて粉末にし、砂糖と香料をまぜてかためるとチョコレートに、カカオ脂をのぞくとココアになります。

ドラゴンフルーツ「皮が龍のウロコのよう」:熱帯雲霧林に自生する柱サボテンです。しろくおおきな花は芳香をはなって、コウモリなどの花粉媒介者をさそいます。

プルメリア「種子が風でとぶ」:種子のはいったさやは熟すと われて、なかから、風でとぶ種子がでてきます。

ハイビスカス・クレイ「ハワイの絶滅危惧種」:カウアイ島の東部の乾燥した土地に自生します。絶滅が危惧されており再生の努力がつづきます。

パロボラッチョ「酔っぱらいの木」:パロボラッチョとは、スペイン語で「酔っぱらいの木」を意味します。その不思議な形状から、自生地で生活をしていたマヤの人たちは天と地中をつなぐ植物として特別あつかいしました。

ゲッカビジン「夏の夜、大輪の花」:サボテンの仲間ですが乾燥地に生育するのではなく、カリブの島々・ブラジル・熱帯アメリカなどの森林地帯に生育するといわれます。






ケッペンの気候区分によると、熱帯とは、年中高温であり、月平均気温は再寒月でも18℃以上の地帯です。年中高温多雨の「熱帯雨林気候」と年中高温で雨季と乾季がある「サバナ気候」とに区分されます。熱帯雨林気候は、降水量がすくない月でも月降水量が60mm以上、サバナ気候は、もっとも降水量がすくない月は月降水量が60mm未満です。

熱帯雨林気候は赤道付近に分布し、赤道低圧帯の影響を年間を通してうけるために年中高温多雨となります。

赤道付近では、太陽がのぼるとともにつよい日射によって地表面があたためられて上昇気流が発生し、これが上空で雲を発達させ、午後から夕方にかけて短時間にはげしい雨がふり、このような雨を「スコール」といいます。似たような天気が毎日くりかえされ、季節による気温変化もほとんどないため、気温の年較差はきわめてちいさいです。

植生は、多種類の常緑広葉樹の密林(熱帯雨林)となり、これを、南アメリカのアマゾン川流域では「セルバ」、東南アジアやアフリカでは「ジャングル」といいます。

土壌は、赤色で養分にとぼしい「ラトソル」が分布し、赤色なのは、土中にふくまれる鉄やアルミニウムが酸化するからです。熱帯では、土壌中の養分は多雨によってながされてしまうため、水にとけにくい酸化鉄や酸化アルミニウムが地表付近におおくのこります。ちなみにアルミニウムをおおくふくんだラトソルを「ボーキサイト」(アルミニウムの原鉱石)といい、熱帯からおおく産出します。





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▼ 注1
咲くやこの花館
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▼ 注2
撮影日:2020年10月7日


▼ 参考文献
『咲くやこの花館ガイドブック』財団法人大阪市公園協会発行、1990年
村瀬哲史著『村瀬のゼロからわかる地理B 系統地理編』学研プラス、2018年