< |2 >
第2部 桜の旅

2週間の長期休暇をつかってオーストラリアにやってきた桜。気ままなひとり旅のはずが・・・

キーフレーズは以下のとおりです。


若井桜登場!
40. Could you take me to the city center?
41. I'd like a room with an ocean view.
42. I think I'm lost.

コアラとたわむれる
43. How can you not know him?
44. How old is she in human years?
45. I locked myself out.

ビーチで楽しむ!
46. What kind of sunglasses are in style?
47. Do you have any seats available?
48. Do you know each other?

ゴールドコーストでの経験
49. It's like a scene from a movie.
50. I'm just looking.
51. It's going to be fun!

バイロンベイに寄り道
52. Why don't we go in?
53. What time do we have to get up?
54. We'd better hurry.

シドニーに到着
55. What's the population of Sydney?
56. How was your trip?
57. You should see the Opera House.

シドニーの街を散策
58. I'm afraid of heights.
59. I'm looking forward to it!
60. Let's make a toast!

ブルーマウンテンズの夕日を見る
61. How come it's called the Three Sisters?
62. You look pale.
63. If I were you, I would.

シドニーを歩く
64. How long are you staying here?
65. It has a great atmosphere!
66. Do you want to give it a try?

ステーキハウスで楽しむ
67. When is the right time to do it?
68. Do you care for a drink?
69. I wish I could stay longer.

お土産を買う
70. What were you doing?
71. I'd like to know a good place to buy souvenirs.
72. Do you have a bigger size?

オーストラリアとお別れ
73. May I open it?
74. I have a headache.
75. We'll keep in touch.


これらのキーフレーズをいいながら、同時に、その場面をイメージ(想起)します。たとえばつぎのようなイメージをおもいうかべます。うまくイメージできない場合は DVD を再度 視聴して確認します。


IMG_2617
40


IMG_2620
41


IMG_2623
42
 

IMG_2624
43


IMG_2629
44


IMG_2631
45


IMG_2638
46



場面(イメージ)をおもいうかべながらキーフレーズをアウトプットする練習をくりかえします。イメージと言葉のひとまとまりはファイルといい、モデル化するとつぎのようになります。


40b

41b

42b








イメージをつかうのが決定的なポイントです。イメージと言葉をむすびつけて一体的に活用すると記憶が容易になり、情報処理もすすみ、アウトプットもしやすくなります。

たとえば「それはどういう意味ですか?」を「What does it mean?」と英訳するのはたやすいかもしれません。しかし「日本語→英語」という訳をしているだけだと、言葉を操作しているだけで発展性がありません。情報処理がすすみません。

ただ単に、英語を日本語訳したり、日本語を英訳したりしているのではなく、イメージと言葉(場面とキーフレーズ)をむすびつけることによって実際につかえる英語が身につきます。

イメージと言葉をむすびつけた情報のひとまとまりはファイルといえます。そのファイルにおいて、イメージは情報の本体、言葉は情報の見出し(目印、表層構造)であり、あらゆるファイルがこのような二重構造をもっています。

このような記憶法は英語とはかぎらず何語でもできます。旅をしているとさまざまな場面に遭遇します。それぞれの場面について、1語あるいは1フレーズをわりあててファイルとして記憶していきます。それぞれの場面のスケッチをしたり、写真をとったりしてもよいでしょう。こうすれば、旅をしながら、たのしみながらつぎつぎに言葉がおぼえられます。

このような旅の仮想体験ができるのが DVD 教材のいいところです。DVD をつかってあらかじめ練習しておけば、実際に現地にいったときに旅がいっそう充実します。




< |2 >




▼ 関連記事
DVD をつかって英会話を理解する -『おとなの基礎英語 シンガポール・香港・タイ』(1)-
イメージをつかってキーフレーズをおぼえ、言えるようにする -『おとなの基礎英語 シンガポール・香港・タイ』(2)-
イメージをつかってキーフレーズをおぼえ、言えるようにする -『おとなの基礎英語 シンガポール・香港・タイ』(3)-
イメージをつかってキーフレーズをおぼえ、言えるようにする -『おとなの基礎英語 シンガポール・香港・タイ』(4)-

イメージをベースにして英語のフレーズを理解する -『おとなの基礎英語 Season 4』(1)-
イメージを想起してキーフレーズを言う -『おとなの基礎英語 Season 4』(2)-
イメージを想起してキーフレーズを言う -『おとなの基礎英語 Season 4』(3)-
イメージを想起してキーフレーズを言う -『おとなの基礎英語 Season 4』(4)-

動画と英語をまるごとインプットする -『大人の基礎英語 Season 2』(1)"New Zealand" -
心のなかに場面をファイルする -『大人の基礎英語 Season 2』(2)"Malaysia" -
場面をイメージしてアウトプットする -『大人の基礎英語 Season 2』(3)"Vietnam" -
情報処理訓練をくりかえす -『大人の基礎英語 Season 2』(まとめ)-


▼ 参考文献
松本茂監修『NHKテレビ DVD BOOK おとなの基礎英語 Season 5 (Australia)主婦の友社、2017年
栗田昌裕著『イラスト図解でよくわかる 記憶力がいままでの10倍よくなる法』三笠書房、2018年