新宿御苑 フランス式整形庭園
(交差法で立体視ができます)
庭園をみながら植物観賞をたのしむことができます。それぞれの植物が庭園のなかで空間配置されています。空間のなかで要素をとらえるようにします。
新宿御苑は植物園ですが、フランス式整形庭園・イギリス風景式庭園・日本庭園をたくみにくみあわせた庭園でもあります(注)。写真はフランス式整形庭園です。交差法で立体視ができます。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 -


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フランス式整形庭園



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プラタナスの並木



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プラタナスの並木道



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バラ花壇とプラタナスの並木


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バラ花壇の内部



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さまざまなバラ


新宿御苑のさまざまな植物はそれぞれの庭園のなかに配置されています。植物は、空間のなかの要素です。配置には工夫がなされ、それぞれに意味があります。庭園という空間(構造)のなかでそれぞれの植物をとらえ記憶するとよいでしょう。

  • 庭園:空間
  • 植物:要素

このような見方をするのが空間法であり、記憶のみならず情報処理をすすめるために重要です。




フランス式整形庭園は、バラ花壇を中心にしてプラタナスの並木を左右対称に配置するうつくしいデザインになっています。約 200 メートルにわたって計 156 本のプラタナスが4列にならんでいてヨーロッパのロマンチックな雰囲気をかもしだしています。バラ花壇には、110 種類、約 500 本の特色あふれるバラが植栽されています。


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▼ 注
新宿御苑 特色あふれる庭園様式