3D 写真を立体視していると目がよくなります。眼力がつよまります。中心視野だけでなく周辺視野もつかうようにします。
栗田昌裕著『3D 写真で目がどんどん良くなる本』(三笠書房)は、3D 写真(ステレオ写真)をつかって立体視をしながら目をよくするための本です。



眼力が強い人は、ものをすばやく見て、すばやく判断することができます。
眼力が弱いと、ものを見ているつもりでも、見えていないし、理解できません。
眼力が強い人は、能力が活性化して元気です。
眼力が弱い人は、ものごとをあいまいにとらえ、記憶もあいまい、考え方もあいまいで、元気度も低いものです。だから眼力を強化することが重要なのです。

「眼力」を改善する第一歩として、(1)遠近の両方を見ることと、(2)周辺視野を用いることとの2点が重要である。

180607



見るということは、内面への情報のインプット方法としてもっとも重要です。見ることなくして情報処理ははじまりません。したがって眼力が重要です。

 

また散歩をしながら、あるいは旅行先で自然を見ているときには無意識のうちに周辺視野を誰もが存分につかっています。しかも自然を見ているときはまったく目がつかれません。このことに気がつくことが大事です。
 

いいかえると、オフィスで書類を見ているときには中心視野だけをつかっています。だから目がつかれ、肩や首がこってくるのです。このことを自覚したほうがよいでしょう。
 

したがって 3D 写真(ステレオ写真)などをつかって周辺視野を普段からつかうようにするとよいのです。目などのつかれがとれます。
 



本書には、風景写真がたくさん掲載されています。風景を見ていると視覚空間を大きくひろげることができます。大観法の練習になります。また大きな空間のなかで興味のある対象をとらえられます。環境のなかで主体を認識できるようになります。


▼ 参考文献
栗田昌裕著『3D 写真で目がどんどん良くなる本』(王様文庫)三笠書房、2001年12月20日