地球温暖化、乱獲・盗掘、シカの増加などにより絶滅の危機にある高山植物が増えています。
企画展「高山植物 ~かけがえのない高嶺の花たち~」が茨城県つくば市にある国立科学博物館・筑波実験植物園で開催されています(注)。 現在、多数の高山植物が絶滅の危機にあります。
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▼ 注
企画展「高山植物 ~かけがえのない高嶺の花たち~」
会場:国立科学博物館 筑波実験植物園
会期:2018年5月19日〜5月27
▼ 注
国立科学博物館 筑波実験植物園
利用案内
■ バス利用の場合
つくば駅(つくばセンター)バス乗り場
5番から「テクノパーク大穂」行、「筑波実験植物園前」下車すぐ
6番から「筑波大学循環左回り」、「天久保二丁目」下車 徒歩8分
時刻表(2017.11.1および2017.9.16 現在)
※ 時刻は予告なく変更になることがあります。
キバナノアツモリソウ(Cypripedium yatabeanum, ラン科)
ホソバヒナウスユキソウ
(Leontopodium fauriei var. angustifolium, キク科)
ウラジロキンバイ(Potentilla nivea var. camtschatica, バラ科)
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高山植物をとりまく状況としてつぎのようなことがあり、絶滅危惧種が増えています。
- 地球温暖化による生息地の減少
- 人間による乱獲と盗掘
- シカによる食害
地球温暖化がすすみ森林限界が上昇しています。高山植物はさらに上においつめられています。冬期の積雪量がへって雪解け時期がはやまっために乾燥がすすんで雪田群落ではササが増えています。
高山植物は、観賞用あるいは薬用として人気があるため乱獲・盗掘がすすみました。登山道や観光地で高山植物を販売していたという例もありました。しかし現在では、高山植物の自生地は、国立公園などの特別保護地域に指定されており、許可なく植物を採取することはできません。監視小屋や監視カメラの設置とともにパトロールもおこなわれています。
また近年、全国的にシカが増加し、踏みつけの被害や食害が生じています。防護柵の設置をすすめていますが多大な労力と費用がかかります。
これらの状況をふまえて植物園などでは、自生地以外での「生息域外保全」もすすめています。
高山植物の未来は予断をゆるしません。
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■ バス利用の場合
つくば駅(つくばセンター)バス乗り場
5番から「テクノパーク大穂」行、「筑波実験植物園前」下車すぐ
6番から「筑波大学循環左回り」、「天久保二丁目」下車 徒歩8分
時刻表(2017.11.1および2017.9.16 現在)
※ 時刻は予告なく変更になることがあります。