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ヨーロッパ・アルプスの高山植物
(平行法で立体視ができます)
ヨーロッパ・アルプスの高山植物をみることができます。かつての気候変動を想像することができます。
企画展「高山植物  ~かけがえのない高嶺の花たち~」が茨城県つくば市にある国立科学博物館・筑波実験植物園で開催されています。普段はみられないヨーロッパ・アルプスの高山植物も展示されています。

ステレオ写真は平行法で立体視ができます。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 -


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セイヨウウスユキソウ(別名:エーデルワイス
Leontopodium alpinum, キク科)



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カンパニュラ・ポルテンシュラギアナ
Campanula portenschlagiana, キキョウ科)



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アスター・アルピヌス
Aster alpinus, キク科)



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ダイアンサス・アルピヌス
Dianthus alpinus, ナデシコ科)



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レオントポディウム・ニバレ・アルピヌム
Leontopodium nivale subsp. alpinum, キク科)




高山植物の多くは寒冷な地域に起源をもち、氷河時代の氷期に高緯度地方から南下してきて、そのご気候が温暖化すると、冷涼な山岳地域においやられて、そこにとりのこされたのだと想像されています。このため高山植物は「氷河遺存種」ともいわれます。

このような高山植物のなかには、そこの独自な山岳環境に適応して種分化をとげたものも多く存在します。固有種がよくみられるのはそのためです。


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▼ 注
企画展「高山植物  ~かけがえのない高嶺の花たち~」
会場:国立科学博物館 筑波実験植物園
会期:2018年5月19日〜5月27

▼ 注
国立科学博物館 筑波実験植物園
利用案内



■ バス利用の場合
つくば駅(つくばセンター)バス乗り場
5番から「テクノパーク大穂」行、「筑波実験植物園前」下車すぐ
6番から「筑波大学循環左回り」、「天久保二丁目」下車 徒歩8分
時刻表(2017.11.1および2017.9.16 現在)
※ 時刻は予告なく変更になることがあります。