視覚化とともに文章化もおこない、イメージと言語をむすびつけると情報処理がすすみます。
第40回「未来の科学の夢」絵画展が国立科学博物館で開催されています(注)。子供たちが、未来の科学の夢を自由な発想で表現しています。入賞作品ギャラリーはこちらです。それぞれの絵画には説明文もついています。
この絵画展のおおきな特徴は、すべての作品が、絵画と文章がセットになって表現されているところにあります。視覚化と文章化という2つの能力を同時にたかめようという主催者の意図がここにあります。これは、イメージと言語をむすびつけてアウトプットするという、人間主体の情報処理の練習になっています。
たとえば小学生の低学年のときに、夏休みの宿題で絵日記をつけた人がいるとおもいます。わたしもやらされました。この絵日記も、視覚化と文章化を同時におこない、イメージと言語をむすびつける練習になっていました。
しかし小学生も中学年になると絵日記はやらなくなり、もっぱら言語をつかった勉強におちいっていきます。おしえる先生の方も絵日記の「すごさ」には気がついていません。絵日記は、ちいさな子供のための勉強法ではなく、一生つづけてもよい重要な訓練だったのです。
たとえば毎日は無理でも旅行や出張などにでかけたときには、言葉でメモをとるとともに、簡単でもよいのでスケッチをしてみます。スケッチは、自分にとって重要なことのみをえがき、あれもこれもえがく必要はありません。写真を撮影するのとはちがいます。
このようにしてイメージと言語をむすびつけると情報処理がすすみます。イメージと言語が融合した大きな世界がひろがってきます。
小さいときにはじめた「視覚化+文章化」の訓練は一生つづけるべきなのであり、これは、世の中のためになるよくできたアウトプットつまり発明にもつながるにちがいありません。
今回の主催者の発明協会の皆さんは、このような重要事項をよくおさえている人々だとおもいました。
▼ 注
第40回「未来の科学の夢」絵画展
会場:国立科学博物館 日本館地下1階 多目的室(シアター36○入口となり)
会期:2018年4月10日~22日
主催:公益財団法人 発明協会
この絵画展のおおきな特徴は、すべての作品が、絵画と文章がセットになって表現されているところにあります。視覚化と文章化という2つの能力を同時にたかめようという主催者の意図がここにあります。これは、イメージと言語をむすびつけてアウトプットするという、人間主体の情報処理の練習になっています。
たとえば小学生の低学年のときに、夏休みの宿題で絵日記をつけた人がいるとおもいます。わたしもやらされました。この絵日記も、視覚化と文章化を同時におこない、イメージと言語をむすびつける練習になっていました。
しかし小学生も中学年になると絵日記はやらなくなり、もっぱら言語をつかった勉強におちいっていきます。おしえる先生の方も絵日記の「すごさ」には気がついていません。絵日記は、ちいさな子供のための勉強法ではなく、一生つづけてもよい重要な訓練だったのです。
たとえば毎日は無理でも旅行や出張などにでかけたときには、言葉でメモをとるとともに、簡単でもよいのでスケッチをしてみます。スケッチは、自分にとって重要なことのみをえがき、あれもこれもえがく必要はありません。写真を撮影するのとはちがいます。
このようにしてイメージと言語をむすびつけると情報処理がすすみます。イメージと言語が融合した大きな世界がひろがってきます。
小さいときにはじめた「視覚化+文章化」の訓練は一生つづけるべきなのであり、これは、世の中のためになるよくできたアウトプットつまり発明にもつながるにちがいありません。
今回の主催者の発明協会の皆さんは、このような重要事項をよくおさえている人々だとおもいました。
▼ 注
第40回「未来の科学の夢」絵画展
会場:国立科学博物館 日本館地下1階 多目的室(シアター36○入口となり)
会期:2018年4月10日~22日
主催:公益財団法人 発明協会