橋爪大三郎著『世界は四大文明でできている』(NHK出版)は現存する4つの大きな文明、ヨーロッパ・キリスト教文明、イスラム文明、ヒンドゥー文明、中国・儒教文明について概説しており、4大文明の入門書として最適です。

  • ヨーロッパ・キリスト教文明
  • イスラム文明
  • ヒンドゥー文明
  • 中国・儒教文明

文明とは多様性を統合し、人間共存の大きなひとまとまりをつくりだすものです。人間の世界を階層構造でとらえ、高次元の見かたをすると文明がみえてきます。世界の大局が4大文明で理解できます。

ヨーロッパ・キリスト教文明はとくに強大な文明ですが4大文明の一つでしかなく、かつての勢いはなくなり、いきづまっています。日本は、明治維新以後、ヨーロッパ・キリスト教文明を追従してきましたが、その呪縛から解放されるときがやってきました。

日本の文化は重層文化です。重層文化は創造の方法としてつかえ、日本人が活躍できる可能性がここにあります。環太平洋文明やグローバル文明の創造のためには重層文化方式が役立ちます。


▼記事リンク
高次元の見かた - 橋爪大三郎『世界は四大文明でできている』(1)-
ヨーロッパ文明の呪縛から解放される - 橋爪大三郎『世界は四大文明でできている』(2)-
重層文化からあらたな創造へ - 橋爪大三郎『世界は四大文明でできている』(3)-

▼ 参考文献
橋爪大三郎著『世界は四大文明でできている』(NHK出版新書 530) NHK出版、2017年10月6日