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カンザクラ(交差法で立体視ができます)
カンザクラとウメのつぼみがふくらんできました。春の気配がします。兆候をとらえることは大事なことです。
ステレオ写真はいずれも交差法で立体視ができます。新宿御苑で撮影しました。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 -


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ウメ


寒さがつづいていますが、カンザクラやウメのつぼみがふくらんできました。春の気配がします。

「気配」というのは、どうもそうらしいと何となく感じられることであり、何かの兆候といってもようでしょう。人がおこなう情報処理(インプット→プロセシング→アウトプット)の観点からいうと微妙なインプットです。

たとえば鉱山学者は、地質調査をしながら「鉱脈がにおってくる」といいます。鉱脈や鉱物がにおうはずはないのですが兆候をとらえるのでしょう。あるいはいつもは沢が清流なのに急ににごりだしたら危険です。土石流の兆候です。土砂崩れが上流でおこって土砂がながれこんできています。あるいは見えないけれども人の気配がすることはよくあります。

兆候と関連して、なんだか気にかかることも大事です。微妙な情報ですが重要であることがよくあります。たとえば理由はわかららなくても何だか居心地がいい、しっくりくる場所があります。物事がうまくいきます。あるいはある人とつきあっていて何だか違和感を感じることがあります。あとになってからいろいろなことがおこってきます。

新宿御苑にいったら、一眼レフをもってあるいている人々をちらほらみかけました。これだけでも春の気配です。春の気配は初歩的な事例にすぎませんが、何事も兆候を事前にとらえることは情報処理をすすめるうえで大事です。


▼ 注
新宿御苑