グラフィックサイエンスマガジン『Newton』2017.11号の新連載「宇宙にあふれる系外惑星」第１回では、「想像を絶する惑星」について解説しています。

太陽以外の恒星をまわる惑星を「系外惑星」といいます。1995年に、最初の系外惑星が発見されました。それ以来 現在までに約3500個もの系外惑星がみつかっています。

• 表面温度 4300℃：灼熱の惑星
• 土星の環の200倍：超巨大な環をもつ惑星
• ４つの太陽をもつ惑星
• 恒星にちかづきすぎて崩壊する惑星
• 極端な楕円をえがいて公転する惑星
• 全球が海、それともカラカラ？

惑星にも進化があり、どの惑星もいずれ崩壊していきます。ちりをまきちらしながら崩壊しつつある惑星も発見されています。わたしたちの地球はどうなるのでしょうか？ あと何年ぐらい生きるのでしょうか？ 地球もいずれ崩壊することが類推できます。

系外惑星の観測・研究は地球の宿命について理解するために役立ちます。地球の宿命を知ることは人間にとってとても重要なことです。人間だけは永遠であるということはまったくありえません。


▼ 参考文献 
『Newton』（2017年11月号）ニュートンプレス、2017年9月26日