天守の石落し(交差法で立体視ができます)
城内にはいったら、城の三次元構造をイメージしてみます。空間認知能力をたかめる訓練になります。
いずれも写真は姫路城です。交差法で立体視ができます。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>
姫路城の内部にはいってきました。城とくに天守のなかにはいったら、現在地を確認するとともに、城の3次元構造をイメージしてみるとよいでしょう。城マニアや軍事専門家はいつもやっていることだとおもいます。姫路城の場合、外形は、パンフレットや Google Earth をみればわかりますが、内部構造はなかなかむずかしいです。しかし3次元空間認知能力をたかめる訓練になります。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>
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姫路城の内部にはいってきました。城とくに天守のなかにはいったら、現在地を確認するとともに、城の3次元構造をイメージしてみるとよいでしょう。城マニアや軍事専門家はいつもやっていることだとおもいます。姫路城の場合、外形は、パンフレットや Google Earth をみればわかりますが、内部構造はなかなかむずかしいです。しかし3次元空間認知能力をたかめる訓練になります。
現在地を確認し、できれば、城の構造のなかの一点にいる自分をイメージしてみます。
このやり方は、あらゆるイメージ訓練に応用できます。たとえばリンゴをイメージするとします。ある人はリンゴだけをおもいうかべるでしょう。しかしイメージ能力の高い人は、リビングルームのテーブルのうえにおいてあるリンゴをイメージするかもしれません。リビングルームとテーブルは空間や構造です。そのなかの要素を空間とともにイメージした方がよいのです。
あるいはステレオ写真をつかった立体視をくりかえしても3次元の認知能力が高まります。
▼ 姫路城
公式ホームページ
▼ 参考文献
世界遺産検定事務局著・世界遺産アカデミー監修『世界遺産大事典 <上> 世界遺産検定1級公式テキスト』マイナビ出版、2016年1月16日
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姫路城の通路は、天守群にむかってしだいに高くなるように区画されていて、それぞれの区画の境には土塀がきずかれ、要衝には門櫓などがあり、敵兵の侵入をこばむ構造になっています。
天守群は、内郭北東部のもっとも高いところにきずかれています。唐破風や千鳥破風をもつ屋根を5層にかさねた望楼型天守である大天守と、3層の屋根をもつ小天守が配置され、それぞれの間は廊下上の櫓(渡櫓)でつながれています。
城郭建築では屋根の数を「重」、内部の階段を「階」といい、大天守は、外からながめると5階建てのようにみえますが、内部のつくりは、地上6階、地下1階の7階構成になっています。
城郭建築では屋根の数を「重」、内部の階段を「階」といい、大天守は、外からながめると5階建てのようにみえますが、内部のつくりは、地上6階、地下1階の7階構成になっています。
天守の南側にある備前丸は、城主の居館である本丸御殿がかつてはありましたが、1882年に火災で焼失しました。
二の丸には、播州皿屋敷の怪談でしられる「お菊井戸」があります。お菊は、切り殺されて井戸になげこまれました。「1枚、2枚、3枚、・・・」と9枚まで何度もかぞえるお菊の声が井戸のなかからきこえたといいます。
▼ 関連記事
自分の居場所を確認する - 姫路城(1)-
空間認知能力をたかめる - 姫路城(2)-
歴史的・時間的にもとらえなおす - 姫路城(3)-
〈城下町-耕作地-自然環境〉システム - 姫路城(4)-
姫路城(まとめ)
二の丸には、播州皿屋敷の怪談でしられる「お菊井戸」があります。お菊は、切り殺されて井戸になげこまれました。「1枚、2枚、3枚、・・・」と9枚まで何度もかぞえるお菊の声が井戸のなかからきこえたといいます。
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世界遺産検定事務局著・世界遺産アカデミー監修『世界遺産大事典 <上> 世界遺産検定1級公式テキスト』マイナビ出版、2016年1月16日