サルスベリの花(平行法で立体視ができます)
ひとつの庭園にくりかえしかよっていると、その庭園全体の空間とそこに配置されたさまざまな植物が記憶され、心のなかに庭園ができあがってきます。
ステレオ写真はいずれも平行法で立体視ができます。新宿御苑で撮影しました。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>
新宿御苑にくりかえしかよっていると、どの植物がどこにあるのか、その植物のイメージとともに場所がおもいだせるようになってきます。それだけでなく、新宿御苑の空間全体がすっぽりと記憶されてきて、その全体イメージもおもいうかべられるようになります。こうして心のなかに庭園ができあがってきます。これは貴重な心の財産です。
それぞれの植物は、心の庭園のなかに空間配置され、植物と庭園、要素と空間はたがいにつよめあって記憶をさらに強化していきます。
あちこちの公園に幅広くいくのもいいですが、一方で、どこかに場所をきめて、そこにくりかえしい行くのもいいです。記憶とイメージの世界をひろげることができます。
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▼ 参考文献
栗田昌裕著『絶対忘れない! 記憶力超速アップ術』 日本文芸社、2010年5月28日
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サルスベリ(ミソハギ科サルスベリ属)
サルスベリの花が見頃になっています。夏を代表する花です。サルスベリは、幹がすべすべとなめらかで「猿も滑り落ちる」という意味から「サルスベリ(猿滑)」とよばれるようになりました。幹は、生長にともなってふるい樹皮がはがれおち、すべすべした感触の樹皮になっていきます。中国では唐の時代に長安の宮廷(紫微)に多く植えられたため、「紫微(シビ)」とよばれていました。また比較的長い間紅色の花が咲いていることから「百日紅(ヒャクジツコウ)」ともいいます。アガパンサス(ユリ科)
南アフリカ原産の多年草で、明治時代に日本に渡来しました。茎先に小花が円形にあつまって咲きます。紫の花色から、「ムラサキクンシラン(紫君子蘭)」の和名があります。ムクゲ(アオイ科)
中国原産の落葉低木で、江戸時代に栽培が流行したという記録があります。漢名のモクキンや韓国名のムグンファが変化したのが名前の由来です。花の形がハスに似ていることから、ハスの古名のハチスの別名もあります。*
新宿御苑にくりかえしかよっていると、どの植物がどこにあるのか、その植物のイメージとともに場所がおもいだせるようになってきます。それだけでなく、新宿御苑の空間全体がすっぽりと記憶されてきて、その全体イメージもおもいうかべられるようになります。こうして心のなかに庭園ができあがってきます。これは貴重な心の財産です。
それぞれの植物は、心の庭園のなかに空間配置され、植物と庭園、要素と空間はたがいにつよめあって記憶をさらに強化していきます。
あちこちの公園に幅広くいくのもいいですが、一方で、どこかに場所をきめて、そこにくりかえしい行くのもいいです。記憶とイメージの世界をひろげることができます。
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春を感じる - 新宿御苑(8)-
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植物の造形をたのしむ - 新宿御苑(11)ブラシノキ -
▼ 参考文献
栗田昌裕著『絶対忘れない! 記憶力超速アップ術』 日本文芸社、2010年5月28日