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アカカンガルー(平行法で立体視ができます)
情報処理がおこっている場を自覚し、また場を選択することが重要です。
ステレオ写真はいずれも平行法で立体視ができます。よこはま動物園ズーラシア「オセアニアの草原」ゾーンで撮影しました(注1)。 
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アカカンガルー(Red Kangaroo / Macropus rufus, 双前歯目カンガルー科)は、オーストラリアのひらけた草原地帯に小群をつくってすんでいます。繁殖期は決まっておらず、母親は、未熟な状態で産まれてきた1頭の子どもを育児嚢とよばれるおなかの袋のなかで約8ヶ月の間そだてます。



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エミュー
(Emu / Dromaius novaehollandiae,  ダチョウ目エミュー科)
開発のすすんだ地域と砂漠をのぞくオーストラリアの全域に分布します。鳥類のなかではダチョウについで体が大きく、飛ぶことはできません。雌は産卵すると巣を離れ、抱卵、育雛は雄のみでおこないます。



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セスジキノボリカンガルー
(Goodfellow's Tree Kangaroo / Dendrolagus goodfellowi, 双前歯目カンガルー科)
ニューギニア島の中央部から東部の低~高山地に分布、樹上での生活に適応し、前肢ががっしりし、後肢の発達がおとります。頑丈な前肢の爪で枝をにぎって木にのぼることができます。後肢を交互に動かして前後にあるくことができます。ほかのカンガルー類にはできない運動ができます。



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オージーヒル グリルレストラン(正面)
周囲の景観にとけこんだ座席数約 200 席のレストランです。オージービーフステーキなど、多彩なメニューがそろっています。「オーストラリア」の雰囲気のなかでお食事をおたのしみください。

このエリアには、ユーカリと草木がまばらに点在し、オーストラリアの乾燥した草原をイメージしたゾーンがひろがっています。 

わたしはかつてオーストラリア旅行をしたことがあったので、ここにきて、そのときのことをありありとおもいだしました。オーストラリアにまだ行ったことがない人は、ここにくればきっと行ってみたくなるとおもいます。

わたしたちが旅行を想起したり、ビジョンをえがいたり、計画をたてたりするのは、情報処理(インプット→プロセシング→アウトプット)におけるプロセシングの過程です。このような情報処理は、人間の脳内だけでおこるのでは決してなく、ここ「オーストラリア」のような場のなかでおこります。情報処理は、環境にまで大きくひろがった情報処理の場ですすみます。したがってそのような場を自覚することはとても大事なことであり、場の選択も重要になってきます。ステレオ写真を立体視して生じる3D画像もそのような情報処理の場で生じています。


▼ 注1 
よこはま動物園ズーラシア 

▼ 参考文献 
村田浩一監修『よこはま動物園ズーラシアガイドブック 改訂版 II』公益財団法人横浜市緑の会発行、2015年4月22日(正門ちかくのショップで購入できます)