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チンパンジー(平行法で立体視ができます)
自分の居場所を知り、ビジョン(今後の方向・見通し)を明確にすれば、不安になったり まよったりすることなく、つぎの一歩がふみだせます。
ステレオ写真はいずれも平行法で立体視ができます。よこはま動物園ズーラシア「アフリカの熱帯雨林」ゾーンで撮影しました(注1)。 
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チンパンジー(母と子)
チンパンジー(Chimpanzee / Pan troglodytes, 霊長目ヒト科)はアフリカ赤道周辺に分布、複数のオスと複数のメス、子どもをふくむ数10頭で構成される群れで生活しています。その集団は1~数頭の小集団が合流したり分裂したりする離合集散をくりかえし、ときには大きな集団になることがあります。



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アカカワイノシシ
(Red River Hog / Potampchoerus porcus,  鯨偶蹄目イノシシ科)
セネガルからコンゴ民主共和国までの西アフリカから中央アフリカに分布、森林やその辺縁部、ふかいやぶなどに棲息します。4~20頭ぐらいの群れで生活し、薄暮すぎからおもに活発に活動します。食べ物は主に根茎、落ちた果実などですが、トカゲやヘビあるいは鳥の卵なども食べます。




ズーラシアの「アフリカの熱帯雨林」ゾーンは「アフリカのサバンナ」ゾーンのとなりにあります。わたしは、ズーラシアに正門からはいり、終点の北門まで園内バスでまず行き、「アフリカのサバンナ」をひととおり見て、つぎに「アフリカの熱帯雨林」を見て、そのままあるいて正門までもどってきました。

園内はとてもひろいのですべてを1日で見ることはできません。そこで園内マップをまず見て、行動計画を最初にたてたほうがよいでしょう。道もいりくんでいてわかりにくいですが、随所にある園内マップで現在地を確認しながらあるいていれば不安になることはありません。

自分の現在地を知り、つぎの方向を決めるには、北の方角をたえず確認するようにするとよいです。居場所と今後の見通しが明確になれば、つぎの一歩をしっかりふみだせます。

それに対して、どこにたどりつくか、どこまで行けるかわからないけれど、とにかくあるいていこうという行き方ですと、自分がどこにいるのかも最後にはわからなくなり、精神的な消耗がおおきくなります。

自分の居場所を知り、見通し(今後の方向)を明確にすることは、どこかを旅行するときや、あるいは仕事や人生でも重要でしょう。たとえば組織のなかにおける自分の位置(居場所)を知り、ビジョンを明確にえがくことが大事です。位置によって役割も決まってきます。先が見えれば努力する意欲も生じてきます。


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▼ 注1 
よこはま動物園ズーラシア 

▼ 参考文献 
村田浩一監修『よこはま動物園ズーラシアガイドブック 改訂版 II』公益財団法人横浜市緑の会発行、2015年4月22日(正門ちかくのショップで購入できます)