概日リズム(体内時計)を現代人はみだしています。キャンプ生活をすれば早寝早起きにもどれます。
『ナショナルジオグラフィック』(2017.8号)の EXPLORE(探求のトビラ)では「睡眠リズムをリセット」するひとつの方法を紹介しています(注)。


リズムの乱れはキャンプ生活で元に戻せることが、マックヒルらの研究でわかった。冬なら1週間、夏なら1回の週末を星空の下で過ごした結果、メラトニン濃度の高い状態が長く続き、早寝早起きになったという。


現代人は、スマホやパソコンなどの画面からでるブルーライトによって、24時間周期の体のリズム(概日リズム、体内時計とも)をみだし、睡眠をたすけるメラトニンなどのホルモンのバランスをくずしています。

概日リズムがみだれ、睡眠障害が生じることは心身の健康にとってよいはずがありません。情報処理もすすみません。

そこで夏休みには、キャンプ生活をおもいきってしてみるとよいです。あるいは山小屋にとまってみるのもいいかもしれません。


▼ 注
「星空の下で睡眠リズムをリセット」ナショナルジオグラフィック(日本版)2017年8月号、日経ナショナルジオグラフィック社