雷鳴をきいたら建物か車のなかに避難します。
グラフィックサイエンスマガジン『Newton』(2017.9号)の Topic では雷について解説しています。雷は、身近な気象現象であるにもかかわらず、避難方法などについての誤解が多いです。
わたしの友人に、このようなことを知らずに木の下にかくれていて九死に一生をえた人がいました。人体に落雷すると呼吸停止や心拍停止になって死亡することが多いです。死亡しなくても火傷をおったり、意識をうしなったりします。
雷がおちやすいのは周囲より高くなったところです。たとえば公園や野球場・ゴルフ場・河川敷・砂浜・海上などのひろくて平らなところで人が立っていると人に落雷しやすくなります。あるいは釣り竿やゴルフクラブのような長いものを体よりも高くつきだしているととても危険です。また木の下もあぶないです。人体の方が木よりも電流をとおしやすいので雷は人体をとおります(側撃雷)。
したがって雷鳴をきいたら建物か車のなかにすぐに避難するようにします。「金属をはずせばよい」とか、「ゴム長靴をはいていれば大丈夫」というのはあやまりです。
またはげしい落雷が発生していたら電子機器の電源プラグやケーブルもぬいたほうがよいです。落雷のときの瞬間的な大電流が電線や通信ケーブル・電話線などをとおして電子機器に到達することがあるからです。これは「誘導雷サージ」といい、外国(とくに開発途上国)にいるときには要注意です。あるいは誘導雷サージ防止機器をとりつけてもよいです。
雷は、多くのばあい積乱雲から発生します。雲と地面のあいだに大きな電圧差が生じたときに、その状態を解消するように空気のなかを電流がながれるのです。この現象を「放電」といいます。積乱雲がでてきたら注意してください。
▼ 参考文献
『Newton』(2017年9月号)、ニュートンプレス、2017年9月7日発行
雷が発生しているときに木の下で雨宿りするのは厳禁である。木のほうが人間よりも背が高いので、雷はまず木に落ちるが、その雷が途中から雨宿りしている人間の体を通って地面に達する場合があるからだ。(中略)
では、安全な場所はどこななのだろうか。まずは建物(とくに鉄筋コンクリートの建物)の中である。そして、車の中だ。
わたしの友人に、このようなことを知らずに木の下にかくれていて九死に一生をえた人がいました。人体に落雷すると呼吸停止や心拍停止になって死亡することが多いです。死亡しなくても火傷をおったり、意識をうしなったりします。
雷がおちやすいのは周囲より高くなったところです。たとえば公園や野球場・ゴルフ場・河川敷・砂浜・海上などのひろくて平らなところで人が立っていると人に落雷しやすくなります。あるいは釣り竿やゴルフクラブのような長いものを体よりも高くつきだしているととても危険です。また木の下もあぶないです。人体の方が木よりも電流をとおしやすいので雷は人体をとおります(側撃雷)。
したがって雷鳴をきいたら建物か車のなかにすぐに避難するようにします。「金属をはずせばよい」とか、「ゴム長靴をはいていれば大丈夫」というのはあやまりです。
またはげしい落雷が発生していたら電子機器の電源プラグやケーブルもぬいたほうがよいです。落雷のときの瞬間的な大電流が電線や通信ケーブル・電話線などをとおして電子機器に到達することがあるからです。これは「誘導雷サージ」といい、外国(とくに開発途上国)にいるときには要注意です。あるいは誘導雷サージ防止機器をとりつけてもよいです。
雷は、多くのばあい積乱雲から発生します。雲と地面のあいだに大きな電圧差が生じたときに、その状態を解消するように空気のなかを電流がながれるのです。この現象を「放電」といいます。積乱雲がでてきたら注意してください。
▼ 参考文献
『Newton』(2017年9月号)、ニュートンプレス、2017年9月7日発行