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インドゾウ
(平行法で立体視ができます)
中心視野で動物を見て、同時に、周辺視野でその周囲(環境)を見るようにします。
ステレオ写真はいずれも平行法で立体視ができます。よこはま動物園ズーラシア(注1)で撮影しました。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>


それぞれの動物の立体視ができたら、周辺視野をつかって、その動物の周囲(環境)も見ることが大事です。中心視野で動物を見て、周辺視野でその環境を見るようにします。目をきょろきょろさせないで、中心視野は動物に固定し、動物と環境を同時に見るようにします。




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インドゾウ



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マレーバク



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スマトラトラ(子供)



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インドライオン




よこはま動物園ズーラシアは徹底した生態展示をしている動物園であり、この種の動物園としては日本でもっともすぐれているといってよいでしょう。

園内を、気候帯・地域別(環境別)に8つのゾーンにわけ、それぞれの環境に特有の起伏や地形を再現し、その環境に特徴的な植物やそれに形態が似た植物を植えるなどして、それぞれの動物の生息環境を再現しています。

たとえば「アジアの熱帯林」ゾーンをあるいていくと、アジアの熱帯林のなかを実際にあるいているかのような雰囲気を体感できます。

したがってズーラシアにいけば、まざまな動物がみられるだけでなく、それぞれの動物がどのような環境でくらしているのかについてくわしく知ることができます。


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▼ 注
よこはま動物園ズーラシア