作文とは、内面から情報をアウトプットすることです。まずは量をもとめ、そして質をたかめていくようにします。
日本語で作文をする(文章を書く)ということは、人間がおこなう情報処理(インプット→プロセシング→アウトプット)の観点からいうと、 内面から情報をアウトプットすることです。アウトプットするためにはインプットをまずしなければなりません。そしてプロセシングも必要です。

インプットとは外面(環境)から情報をとりいれることであり、具体的には、本や資料をよんだり、ウェブサイトでしらべたり、関係者から話をきいたり、現地にいって取材をしたりすることです。このときに、あらかじめ課題を決めておくことが重要です。

つぎのプロセシングのもっとも基本的な方法は睡眠です(注1)。睡眠により、内面で情報が整理されたり定着します。アイデアやあらたな発想が生じることもあります。

そして起床したら、先にきめた課題にもとづいて作文をしてみます。これはアウトプットです。日本人でしたら、アウトプットの手段として日本語をつかう人が圧倒的に多いとおもいます。

アウトプットでは、まずは、おもいおこされたことやおもいついたことなどをどんどん書きだしていくということでよいでしょう。最初から技術にとらわれる必要はなく、語順などはあまり気にせずに書きだすことを優先すべきです。アウトプットは、質よりも量をまずは重視するという方針の方がよいのです。とにかく書きだすことです。

アウトプットすることにより心のなかに情報の流れが生じ、情報処理がすすみます。情報処理をすすめることが重要です。

しかしいったん書きだしたら、その文章を読みなおして点検・修正しなければなりません。質もたかめていきます。このときに「日本語の作文技術」(作文の原則)を知っていると文の質はいちじるしくたかまります(注2)。今日では、ワープロがあるので文章の修正は簡単にできるとおもいます。


▼ 注1
睡眠関連記事

▼ 注2:作文技術関連記事
本多勝一著『日本語の作文技術』をつかいこなす - まとめ -
日本語の作文技術を練習する - 本多勝一著『〈新版〉日本語の作文技術』-
日本語をつかってアウトプットする - 本多勝一著『〈新版〉日本語の作文技術』-
作文の原則にしたがって日本語を書く(修正例1) - 本多勝一著『日本語の作文技術』-
日本語の作文の原則を習得する(修正例2) - 本多勝一著『日本語の作文技術』-
日本語で書かれた文章を修正する(修正例3) - 本多勝一著『日本語の作文技術』-