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Devil's Bone Cactus (Euphorbia trigona)
(平行法で立体視ができます)
サボテンは乾燥帯の指標です。植物は、気候帯の指標としてもつかえます。植物をみたら、その背後にある気候帯を想像してみるとよいです。
ステレオ写真はいずれも平行法で立体視ができます。シンガポール・チャンギ国際空港ターミナル1にある「サボテン園」(Cactus Garden)で撮影しました(注)。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>



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Devil's Tongue Cactus (Sansieveria spp.) 



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Prickly Pear Cactus (Opuntia spp.)



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Tequila Cactus (Agave tequilana)



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Rose Cactus (Pereskia spp.)



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Saguaro Cactus Sculpture (Carnegiea gigantea)



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Bontanka (Pachypodium spp.)



サボテンは一般的に、南北アメリカ大陸の乾燥帯でみられる種がおおいです。乾燥帯(乾燥気候)は日本人にはあまりなじみがありませんが、サボテンをみていると親しみが感じられてきます。

それぞれの植物はそれぞれの気候帯に適応して生育しているので、植物をみることによってその背後にある気候帯を想像することができます。植物は、植物そのものをみるのもいいですが、その植物が属する気候帯を知ることもおもしろいです。植物は、気候(環境)の指標(インデックス)としてもつかえるのです。




シンガポール国際空港のサボテン園には、サボテンや乾燥帯の植物がたくさん栽培・展示されています。

この空港はおもしろいい空港で、バタフライガーデン、サンフラワーガーデン、オーキッドガーデン&コイポンドなど、ターミナル内に植物関連施設がいくつもあります。これらをまわっていれば待ち時間をもてあそぶことはありません。むしろ、時間がたりなくなるのではやめに空港にいったほうがよいでしょう。

サボテン園にはバー&レストランもありますので、サボテンをながめながら冷たい飲みものなどをたのしむこともできます。 


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▼ 注:シンガポール・チャンギ国際空港
Changi Airport - Welcome to Singapore Changi Airport
CACTUS GARDEN
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