「引き寄せの法則」について解説したDVDです。自分自身の明確なビジョンをもつことの大切さをおしえてくれます。未来を引き寄せるのも自分自身です。

情報処理(イメージ訓練)の観点からは次のようなつかい方をするとよいです。

1.想起する訓練
(1)DVDを普通に視聴する。
(2)映像を消して、音声だけをきき、映像(イメージ)を連続的におもいだす。
(3)音声を消して、映像だけを見て、音声を連続的におもいだす。字幕はオフにしておく。

2.ビジョンをえがく
(1)何をしたいのか、課題(テーマ)を書きだす。
(2)関連情報を収集、参考にして、何をするか決断する。
(3)自分自身の未来の姿を想像する。


1.想起する訓練
(1)DVDを普通に視聴して、映像と音声を心のなかにしっかりインプットします

(2)映像を消して、音声だけをきき、 映像(イメージ)を連続的におもいだします。イメージングに集中するためにはアイマスクをつかうとよいです。どこまで正確に映像が想起できるでしょうか。 どんな風景が見られたでしょうか。 登場人物の顔はおもいだせるでしょうか。

(3)今度は逆に、音声を消して、映像だけを見て、音声を連続的におもいだします。想起訓練のために字幕はオフにしておきます。登場人物はどんなを話をしていたでしょうか。どんなサウンドがながれていたでしょうか。

不確かな部分については、DVDを再度視聴して確認します。

こうして、〔(1)→(2)→(3)〕を1サイクルとし、このサイクルをくりかえします。これは、イメージング(心象法)と記憶法の訓練になり、普通に視聴をくりかえすよりも効果があがります。普通に視聴しているだけだと心象法と記憶法の練習にはなりません。


2.ビジョンをえがく
(1)想起訓練がおわったら、次に、自分は何をしたいのか、課題(テーマ)を書きだします。このとき、自分が本当にやりたいこと、真の願望をすべて正直に書きだせばよいです。困難にみえる課題であっても、それをのぞんでいるならば書きだします。たとえば、「・・・したい」というように書きだしてみます。

(2)課題(テーマ)に関して、必要があれば、インターネットや書籍などで関連情報をあつめます。あまり時間をかける必要はありません。その上で、今後あるいは将来、何をするのかを決めます。つまり決断をします

(3) そして、自分自身の未来の姿を想像します。つまりビジョンをえがきます。具体的で明確な映像(イメージ)をえがいてください。決断ができているとビジョンもえがきやすいです。

先の想起訓練では、インプットされた既存のイメージをおもいだせばよかったのですが、今度はさらに一歩ふみこんで、あたらしいイメージをみずからつくりだすことになります。単なるイメージ想起ではなくイマジネーションになります。

自分自身の未来の姿について理想的なイメージを心のなかにつくりあげてください。


■ 想起から想像へ
以上のように、まず、想起する訓練をし、次に、自分の未来の姿を想像する(つまりビジョンをえがく)訓練へすすむのが自然なやり方です。

自分の問題意識(興味・関心)がはっきりしているとビジョンもえがきやすいでしょう。問題意識のないところにはビジョンもありません。また、問題意識がシャープであると明確なビジョンがえがけます。

問題意識をとぎすますためには、課題(テーマ)がまず明確でなければなりません。

課題(テーマ)を明確にして生きていると、「これをやろう!」という決断ができ、おのずとビジョンがえがけるものです。何をするのか自分自身で主体的に決める「決断」は決定的なポイントになります。


■ イメージは能力を増幅させる
イメージは、第1には、心のなかにインプットされた映像を記憶したり、想起しアウトプットするときにつかわれ、第2には想像するときにつかわれます。第2の想像(イマジネーション)の段階では、すでにインプットされている情報(素材)を変化・発展させて自由に形・姿・色彩などをつくりあげてよいのです。

このように、イメージは情報を発展・成長させ、能力を増幅させる装置として機能します

『ザ・シークレット』のようなDVDをうまくつかって、できるだけ明るいイメージ(ビジョン)をえがけるように訓練をつんでいくのがよいでしょう。


DVD:『ザ・シークレット』(日本語版)出演:ロンダ・バーン他、発売日:2008年06月12日、発売元:インディーズ レーベル、時間:91分


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