電子雲の模型(交差法で立体視ができます)
物質について理解することは、世界のなりたちを知るために必要なことであり、また文明の発展や環境保全のためにも重要です。
国立科学博物館の地下3階には「物質を探る」展示があります。写真は交差法で立体視ができます。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>
電子雲の模型:電子は当初は、原子のなかで原子核を中心にして、太陽のまわりをまわる惑星のように決まった位置をまわっているとかんがえられていました。しかし1925年ごろに量子力学がうまれると、電子は、原子核のまわりに、ある確率で「雲」のように存在することがわかってきました。これが電子雲です。雲の形と大きさには多くの種類があり、それによって電子の性質が決まります。そして原子の性質は、どんな電子を何個もっているかで決まります。
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電子雲の模型:電子は当初は、原子のなかで原子核を中心にして、太陽のまわりをまわる惑星のように決まった位置をまわっているとかんがえられていました。しかし1925年ごろに量子力学がうまれると、電子は、原子核のまわりに、ある確率で「雲」のように存在することがわかってきました。これが電子雲です。雲の形と大きさには多くの種類があり、それによって電子の性質が決まります。そして原子の性質は、どんな電子を何個もっているかで決まります。
周期表
周期表は、物質を構成する基本単位である元素を、決められた規則(周期律)にしたがって、それぞれの性質が似たもの同士がならぶように配列した表です。すべての物質は元素からできていて、これまでに約120種類の元素が知られています。これらのくみあわせでできる物質が現在では1億種類以上が知られています。国立科学博物館の周期表展示は、放射性元素をのぞいたすべての元素の単体実物がそれぞれの場所におさめられていて、このような展示は世界でここだけだといわれています。
霧箱
素粒子がとんだ道筋をみるのに最初につかわれた装置です。霧箱の底面は−40℃以下に冷却され、アルコール蒸気を上部から拡散させると、アルコール蒸気が不安定になります。そこに、宇宙線などの電気をおびた粒子がとびこんでくると、その道筋にそってアルコール蒸気があつまって小さな水滴(霧状)になり、飛行機雲のような飛跡がみえます。地球由来の荷電粒子、放射線の飛跡もみられます。 *
宇宙・地球・生命はすべて物質からできています。物質は、分子や原子という小さな粒子からできており、原子はさらに小さな素粒子からできていて、物質にも階層構造があります。
物質について理解することは、世界のなりたちを知るために必要なことであり、また文明の発展や環境保全のためにも重要です。
国立科学博物館の地下3階にいくと、さまざまな模型や実物をみながら、あるいは実際に実験をやりながら体験的に物質についてまなぶことができます。体験的にとりくんだ方が、何事も理解がはやまり、記憶にものこりやすいです。
国立科学博物館の地下3階にいくと、さまざまな模型や実物をみながら、あるいは実際に実験をやりながら体験的に物質についてまなぶことができます。体験的にとりくんだ方が、何事も理解がはやまり、記憶にものこりやすいです。