ランタナ・カマラ(クマツヅラ科シチヘンゲ属)(Lantana camera)
(交差法で立体視ができます)
植物を見ながら、それが生きる環境を想像してみます。その場の三次元空間をとらえることが環境の認識に発展していきます。
写真はいずれも交差法で立体視ができます。小田原フラワーガーデン・トロピカルドーム温室で撮影しました(注1)。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>
ランタナ・カマラ(クマツヅラ科シチヘンゲ属)は、咲きはじめはオレンジ色、時間がたつと赤色になるなど、色が変化するので別名「七変化」ともいいます。熱帯アメリカ原産です。
トロピカルドームにいくと実にたくさんの熱帯の花々が見る者をたのしませてくれます。
そしてさらに、これらの植物が生きている熱帯の環境について想像し、熱帯地方について理解をふかめればたのしみは倍増します。
情報処理的にいうと、花をみているだけでしたらインプットの段階ですが、 環境を想像し理解をふかめることはプロセシングの段階にすすむことになります。立体視をしながら花だけでなく、そこの三次元空間全体を見ることが環境の認識へとつながっていきます。部分の観察と環境の認識ということです。
植物は環境の指標でもあります。あるいは環境保全活動をするときの目印としても重要です。
視覚の世界をふかめる - 小田原フラワーガーデン・トロピカルドーム温室(2)-
関心のあることに心をくばる - 小田原フラワーガーデン・トロピカルドーム温室(3)-
モデルをつかって気候帯をとらえる -『気候帯でみる! 自然環境〈1〉熱帯』(少年写真新聞社)-
「心ここに在らざれば、視れども見えず、聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず」
▼ 注1
小田原フラワーガーデン
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>
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ランタナ・カマラ(クマツヅラ科シチヘンゲ属)は、咲きはじめはオレンジ色、時間がたつと赤色になるなど、色が変化するので別名「七変化」ともいいます。熱帯アメリカ原産です。
カトレヤ(ラン科カトレヤ属)(Cattleya)
中南米原産のラン科植物の一種、着生植物です。うつくしい花をさかせることから もっともよく知られた洋ランであり「ランの女王」といわれす。現在では多くの交配種が栽培されています。
カリアンドラ・ハエマトケファラのつぼみ
(マメ科ネムノキ亜科ベニゴウカン属)(Calliandra haematocephala)
カリアンドラ・ハエマトケファラの花
(マメ科ネムノキ亜科ベニゴウカン属)(Calliandra haematocephala)
ボリビア・ペルー・ブラジルを原産地とする熱帯性常緑低木です。日本では、オオベニゴウカン(大紅合歓)ともよばれます。赤い糸状のおしべがあつまり、化粧パフのような半球形になるため「レッド・パウダーパフ」と英名ではよばれます。ベンガルボダイジュ(クワ科イチジク属)(Ficus benghalensis)
支柱のようになる気根をおろし、枝が横に長くひろがるため広大な面積を一株で占めます。森のようになることもあり、緑陰樹として栽培されます。幼木は鉢植にして観葉植物としても利用されます。*
トロピカルドームにいくと実にたくさんの熱帯の花々が見る者をたのしませてくれます。
そしてさらに、これらの植物が生きている熱帯の環境について想像し、熱帯地方について理解をふかめればたのしみは倍増します。
情報処理的にいうと、花をみているだけでしたらインプットの段階ですが、 環境を想像し理解をふかめることはプロセシングの段階にすすむことになります。立体視をしながら花だけでなく、そこの三次元空間全体を見ることが環境の認識へとつながっていきます。部分の観察と環境の認識ということです。
植物は環境の指標でもあります。あるいは環境保全活動をするときの目印としても重要です。
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「心ここに在らざれば、視れども見えず、聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず」
▼ 注1
小田原フラワーガーデン