IMG_7976_5
ボケ(木瓜)(交差法で立体視ができます)

観察するとは光から情報をとり認知することです。観察力を身につけておけば、あらゆる分野でその能力をつかっていくことができます。

ボケ(木瓜)の花が開花しました。春の気配を感じます。

写真は交差法で立体視ができます。東京・荻窪にある光明院(慈雲山荻寺光明院)境内で撮影しました。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>



IMG_7964_3
ボケ(木瓜)

ボケ(木瓜)はバラ科ボケ属の落葉低木です。高さや約2m、中国原産で、観賞用として庭園に栽植されたり、盆栽にももちいられます。幹はよく枝分れして濃褐色,とげのような小枝がああります。春になると、深紅の5弁花を数個あつめて咲かせます。葉がでるまえに花が咲きはじめます。葉は、ながさ4~8cm の卵状披針形で互生し、基部に卵形の托葉をつけます。




自然科学のもっとも初歩的・基本的な方法は観察です。観察力を身につけておけば、ほかの分野でもその能力をつかっていくことができます。そのためには立体視訓練が役立ちます。また見たことを言葉で書きとめておくようにします。

観察とは、分析的ないいかたをすれば、光から情報をとることです。人間の目は、光(光子)をうけるための感覚器官であり、光子は、電気信号に変換されて脳におくられて処理されて、対象が認知されます。

わたしたちは、たとえば植物を見ているようですが、実際には、植物に反射した光子を目でとらえて、その情報を処理して生存のために役立てているのです。このような過程は光の情報処理といってもよいでしょう。

動物・人間が進化していく過程で、生存のためにもっとも必要な能力として光の情報処理能力が発達しました。