IMG_7850_1
ソシンロウバイ(素心蝋梅)(ロウバイ科)
(平行法で立体視ができます)

公園や植物園などにいって写真撮影をしたら、そこまでの道順や撮影場所を上空から見たらどうなるか、イメージしてみるとよいです。プロセシングがアウトプットにつながります。

写真はいずれも平行法で立体視ができます。新宿御苑で撮影しました。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>

ソシンロウバイ
は、中国原産の落葉低木のロウバイの園芸品種です。花の中心部分まで黄色く、つよい芳香があるのが特徴です。



IMG_7853_4
ニホンズイセン(ヒガンバナ科)
地中海原産の多年草で、ペルシアからシルクロードをとおって中国から渡来したといわれています。フサザキスイセンの仲間で、全国の海岸に群生しています。



IMG_7866_7
カワズザクラとスイセン(ペーパーホワイト)

カワズザクラは、1月下旬から2月にかけて開花する早咲き桜であり、オオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑種であると推定されています。花は桃色ないし淡紅色で、ソメイヨシノよりも桃色が濃く、花期が1ヶ月と長いのが特徴です。

名前の由来となった伊豆半島の河津町では、毎年2月10日前後から3月10日前後にかけて河津桜まつりが開催されています。河津駅近辺の河口から河津川にそって「河津桜並木」が約3kmつづいており、この時期になると大勢の観光客でにぎわいます。

スイセン(ペーパーホワイト)は、地中海原産のフサザキスイセンの一種です。新宿御苑では、紅葉の時期からさきはじめ、冬にみごろをむかえる早咲きの品種です。花は白色で、あたり一面にあまい香りが立ちこめています。 


 
 
公園や植物園にいって写真撮影をしたら、そこまでの道順や撮影場所を上空から見たらどうなるか、イメージしてみるとよいです。

今日では、Google マップや Google アースがあるので、いちいちイメージしたりしなくてもそれらを見ればすむことだとおもう人がいるかもしれませんが、それはちがいます。イメージすることによって心のなかのプロセシングがすすみ、それをアウトプットにむすびつけることができるのです。

人がおこなう情報処理(インプット→プロセシング→アウトプット)の観点からとらえなおすと、Google マップや Google アースなどを見ることはインプットの段階でしかありません。

これに対して、心のなかでイメージすることはプロセシングをすすめることであり、イメージがリアルにえがければえがけるほどプロセシングはすすんだことになります。

そしてこの過程で気がついたことやおもいついたことなどを書きだしていけば(アウトプットしていけば)よいののです。

情報処理には段階あるいはレベルがあり、Google マップや Google アースなどを見ることは知るレベル、プロセシングをすすめるのは理解するレベル、アウトプットすることは表現するレベルといえるでしょう。表現できてはじめて身につくレベルに達します。

  • インプット :知る
  • プロセシング:理解する
  • アウトプット:表現する

情報処理のレベルをすこしでも上げていけるように努力すべきでしょう。




冬の新宿御苑は寒々としていて人影もまばらでしたが、冬にさく花々は、殺風景ななかにあって一段とかがやいているといった感じでした。


▼ 関連記事
植物を撮影しながら知的散歩をする 〜『新宿御苑 撮影・散策ガイド』〜
季節を意識して情報をインプットする - 新宿御苑(1)-
立体視で植物をみて目のつかれをとる - 新宿御苑(2)-
立体視により眼球の筋肉をバランスよくつかう - 新宿御苑(3) -
対象をとらえる次元を高める - 新宿御苑(4)-
花の形と花壇の構造の両方を立体視する - 新宿御苑(5)「菊花壇展」-
自然の色彩をたのしむ - 新宿御苑(6)紅葉 -

鳥瞰のセンスをみがく -『大空から眺めるパノラマ鳥瞰地図帳』-

▼ 注1
新宿御苑