サンシャイン水族館「沖縄の海」(平行法で立体視ができます)
魚に関して記憶するとは、心のなかに魚の情報をファイルすることです。魚の3Dイメージはファイルのアイコンとしてつかえます。
東京・池袋にあるサンシャイン水族館(注1)の常設展示「沖縄の海 〜白保〜」では、沖縄県石垣島の白保のサンゴ礁の海を紹介しています。
ステレオ写真はいずれも平行法で立体視ができます。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>
ムスジコショウダイは、水深10mほどの沿岸浅海の岩礁域やサンゴ礁域に単独で生息しています。幼魚は、6個の白色斑紋がみられますが、成魚になると黒色の縦縞が6本、体長40~50cmほどになり、食用となります。
デバスズメダイは、スズキ目スズメダイ科に分類される魚であり、日本では奄美大島以南のあさいサンゴ礁に群れで生息します。
沖縄・石垣島の白保の海には世界最大級のアオサンゴ群落が良好な状態でのこされています。また大きな塊状のハマサンゴ(マイクロアトール)の仲間、コモンサンゴの仲間など数多くのサンゴが生育し、その種類の多さはグレートバリアリーフに匹敵するともいわれています。
サンゴ礁は漁場としても重要であり、地元の人々の生活のためにもなくてはならないものです。
たとえば上記の魚に関して記憶しようとする場合、現代的にいうと記憶するとは、心のなかにファイルをつくっていくことです。あるいは心のなかにファイルをしていくことです。ファイルとは情報のひとまとまりのことです。
記憶するとは、コンピューターのストレージ(記憶装置)にデータをファイルするのとよく似ています。ファイルをいかにつくって、どうたくわえて、どうよびだせばよいか? コンピューターの方法が記憶法(記銘→保持→想起)を実践するときの参考になります。コンピューターでファイルを検索することは記憶法の想起に相当します。
ファイルをどのように心のなかにとりいれて保持すればよいか? そしてそのファイルをどのようにしてよびだすか? とりいれるのは記銘、よびだすのは想起といってもよいでしょう。
記憶法において写真は、ファイルのアイコンとしてつかえます。そしてアイコンとともにその魚に関する情報をおぼえるようにするとよいです。
さらにイメージ訓練をして、いちいち写真をみなくてもその魚のイメージ(アイコン)がおもいうかべられ、その魚に関する情報が想起できるようになるとよいです。アイコンはファイルの上部構造として機能し、情報の本体をひっぱりだす役割をはたします。ファイルを球にモデル化するとファイルの仕組みは下図のようになります。

このときにおもいうかべるアイコン(イメージ)は二次元よりも三次元であった方がよいのはあきらかです。そのためにもステレオ写真の立体視(3Dイメージ)が役立ちます。
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サンゴプロジェクト - サンシャイン水族館 -
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▼ 注1
サンシャイン水族館
ステレオ写真はいずれも平行法で立体視ができます。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>
右上:ハタタテダイ(Pennant coralfish)
中央:ムスジコショウダイ(Oriental sweetlips)
ハタタテダイは、サンゴ礁などに生息し、沖縄などでは普通にみられます。ながくのびた背鰭が特徴で、体には白地の2本の太い黒色模様があります。背鰭の後半部・胸鰭・尾鰭は黄色です。観賞魚として人気があります。中央:ムスジコショウダイ(Oriental sweetlips)
ムスジコショウダイは、水深10mほどの沿岸浅海の岩礁域やサンゴ礁域に単独で生息しています。幼魚は、6個の白色斑紋がみられますが、成魚になると黒色の縦縞が6本、体長40~50cmほどになり、食用となります。
サザナミヤッコ(Semicircle angelfish)
スズキ目スズキ亜目キンチャクダイ科の海水魚です。サンゴ礁域や岩礁域におもに生息します。成魚の背鰭と臀鰭の後端はながくのびていて、体には暗色斑がたくさんあります。観賞魚としても人気があります。沖縄地方では食用にもされています。中央やや上:モンガラカワハギ(Clown triggerfish)
小魚:デバスズメダイ(Blue green damselfish)
モンガラカワハギは、フグ目モンガラカワハギ科に分類される魚であり、熱帯や亜熱帯の沿岸部にある岩礁やサンゴ礁などに生息します。白く大きい円形の斑紋が特徴的です。デバスズメダイは、スズキ目スズメダイ科に分類される魚であり、日本では奄美大島以南のあさいサンゴ礁に群れで生息します。
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沖縄・石垣島の白保の海には世界最大級のアオサンゴ群落が良好な状態でのこされています。また大きな塊状のハマサンゴ(マイクロアトール)の仲間、コモンサンゴの仲間など数多くのサンゴが生育し、その種類の多さはグレートバリアリーフに匹敵するともいわれています。
サンゴ礁は漁場としても重要であり、地元の人々の生活のためにもなくてはならないものです。
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たとえば上記の魚に関して記憶しようとする場合、現代的にいうと記憶するとは、心のなかにファイルをつくっていくことです。あるいは心のなかにファイルをしていくことです。ファイルとは情報のひとまとまりのことです。
記憶するとは、コンピューターのストレージ(記憶装置)にデータをファイルするのとよく似ています。ファイルをいかにつくって、どうたくわえて、どうよびだせばよいか? コンピューターの方法が記憶法(記銘→保持→想起)を実践するときの参考になります。コンピューターでファイルを検索することは記憶法の想起に相当します。
ファイルをどのように心のなかにとりいれて保持すればよいか? そしてそのファイルをどのようにしてよびだすか? とりいれるのは記銘、よびだすのは想起といってもよいでしょう。
記憶法において写真は、ファイルのアイコンとしてつかえます。そしてアイコンとともにその魚に関する情報をおぼえるようにするとよいです。
さらにイメージ訓練をして、いちいち写真をみなくてもその魚のイメージ(アイコン)がおもいうかべられ、その魚に関する情報が想起できるようになるとよいです。アイコンはファイルの上部構造として機能し、情報の本体をひっぱりだす役割をはたします。ファイルを球にモデル化するとファイルの仕組みは下図のようになります。

図1 ファイルの仕組み
このときにおもいうかべるアイコン(イメージ)は二次元よりも三次元であった方がよいのはあきらかです。そのためにもステレオ写真の立体視(3Dイメージ)が役立ちます。
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▼ 注1
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