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左:イエローテールエンゼルフィッシュ(Blueface angelfish)
右:スクリブルドエンゼルフィッシュ(Scribbled angelfish)
(交差法立体視ができます)

多様な生き物たちを立体視することによって、心のなかのイメージ空間をひろげることができます。インプットされたイメージは、別の課題のもとであたらしいイメージをえがくときの素材としもつかえます。

東京・池袋にあるサンシャイン水族館で特別展「Let's 豪!ケアンズ・グレートバリアリーフ展」が開催されています(注1)。小規模な展示ですが、オーストラリアのケアンズとグレートバリアリーフに生息するカラフルな生き物たちのいくつかをみることができます。

写真はいずれも交差法立体視ができます。会場で撮影しました。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>



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ヤマブキベラ(Yellow-brown wrasse)



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中央:スジモヨウフグ(Narrow-lined puffer)
右上:ナンヨウハギ(Palette surgeonfish)



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ムスジコショウダイ(Indian Ocean oriental sweetlips)



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デバスズメダイ(Blue green damselfish)



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レインフォーズバタフライフィッシュ(Rainford's butterflyfish)



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クラウンアネモネフィッシュ(Orange clownfish)



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ハナヒゲウツボ(Ribbon moray)



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アオウミガメ(Green turtle)



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イエアメガエル(White's tree frog)



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エリマキトカゲ(Frilled Lizard)



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ワラビーの仲間
ワラビーはカンガルー科の動物です。大型の種類は「カンガルー」、中形の種類は「ワラルー」、小型の種類を「ワラビー」とよびます。基本的な修正はみなおなじです。



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ゴシキセイガイインコ(ロリキート)の仲間(Lorikeet)



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オオルリアゲハ





グレートバリアリーフは、オーストラリアの北東岸に2300km以上にもわたってひろがる世界最大のサンゴ礁です。その特徴のは生物の多様性にあり、約450種のサンゴ、約1600種の魚類、ウミウシをはじめとする軟体動物は5000種類ほどが生息しているといわれています。1981年に、サンゴ礁としてははじめて世界自然遺産に登録されました。

サンシャイン水族館の常設展はみないで特別展だけをみる場合は、特別展入口(特設会場)まで直行して入口でチケット(600円)を買います。常設展とあわせてみる場合は、水族館のチケット売り場でセット券(割引で合計2300円)を買います。

なおサンゴ礁の海やグレートバリアリーフの展示は、サンシャイン水族館の常設展でもみることができます。


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▼ 注1
サンシャイン水族館・特別展「Let's 豪!ケアンズ・グレートバリアリーフ展
会場:サンシャイン水族館・特別展会場(常設展とは別の部屋です)
会期:2017年1月15日まで