立体視をしたら、形(要素)と構造(全体的な状況)の両方を認知することが大切です。
下図は、平行法あるいは交差法で立体視ができます。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>
まずは、平行法で立体視にトライしてみてください(図は、クリックすると拡大します)。上から順番に目線を調節しながらやってみてください。左右2つの図形の間隔はことなりますが、左右の距離にかかわらず立体視ができます。
四角錐が見えたら成功です。いったん立体視ができたとおもっても、すぐにはやめずに、立体イメージをしばらくたもつようにすると、さらにくっきり見えてきます。
つぎに、4つの四角錐の位置関係を見てください。一番上の四角錐が一番手前に、一番下の四角錐が一番奥に見えたら成功です。すなわち形はみは四角錐でおなじですが、それぞれの空間的・構造的な位置はことなり、全体として階段状の位置関係(構造)になっています。
四角錐という個々の形と、階段状という全体的な構造の両方を認知することが大切です。
練習をくりかえしていると、4つの四角錐と階段状の構造の両方がほぼ同時に見えてきます。
つぎに、交差法で立体視にトライしてみてください。底から見た四角錐になったら成功です。一番上の四角錐が一番奥に、一番下の四角錐が一番手前に見えます。平行法のときと逆になります。
立体視がすぐれているのは奥行きもよくわかるところにあります。奥行きもわかるので、形(要素)とともに構造(全体)も認知できるのです。
今回は、とても簡単な実験をしてみましたが、課題のもとで何かを観察するときにはいつでも、形と構造の両方を見るようにするとよいです。そのためには奥行きもしっかりとらえて、3次元の認知をすることが重要です。
問題解決のヒントやアイデア・発想などは、個々の要素よりも構造の方からえられることが多いです。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>
まずは、平行法で立体視にトライしてみてください(図は、クリックすると拡大します)。上から順番に目線を調節しながらやってみてください。左右2つの図形の間隔はことなりますが、左右の距離にかかわらず立体視ができます。
四角錐が見えたら成功です。いったん立体視ができたとおもっても、すぐにはやめずに、立体イメージをしばらくたもつようにすると、さらにくっきり見えてきます。
つぎに、4つの四角錐の位置関係を見てください。一番上の四角錐が一番手前に、一番下の四角錐が一番奥に見えたら成功です。すなわち形はみは四角錐でおなじですが、それぞれの空間的・構造的な位置はことなり、全体として階段状の位置関係(構造)になっています。
四角錐という個々の形と、階段状という全体的な構造の両方を認知することが大切です。
練習をくりかえしていると、4つの四角錐と階段状の構造の両方がほぼ同時に見えてきます。
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つぎに、交差法で立体視にトライしてみてください。底から見た四角錐になったら成功です。一番上の四角錐が一番奥に、一番下の四角錐が一番手前に見えます。平行法のときと逆になります。
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立体視がすぐれているのは奥行きもよくわかるところにあります。奥行きもわかるので、形(要素)とともに構造(全体)も認知できるのです。
- 四角錐:形、要素
- 階段状:構造、全体
今回は、とても簡単な実験をしてみましたが、課題のもとで何かを観察するときにはいつでも、形と構造の両方を見るようにするとよいです。そのためには奥行きもしっかりとらえて、3次元の認知をすることが重要です。
問題解決のヒントやアイデア・発想などは、個々の要素よりも構造の方からえられることが多いです。