主体的に誰もがアウトプットできる時代になりました。努力して積極的にアウトプットをしていくべきです。

基本的に人間は、情報処理(インプット→プロセシング→アウトプット)をする存在です。

インプットとは、目や耳や鼻や舌などの感覚器官をつかって外界(環境)の情報を内面にインプットすることです。これは、進化論的にみてもとても本源的・基本的な能力であり、誰にでもできることであり、誰もがつねにおこなっていることです。

プロセシングは、内面にとりいれた情報を処理することであり、これは、基本的には睡眠中に(無意識のうちに)すすみます。さらに心象法(イメージトレーニング)や記憶法なども実践すればなおよいでしょう。

これらに対してアウトプットはどうでしょうか。これはプロセシングの結果を顕在化させることであり、メッセージを相手につたえることです。多くの人々が言語を書きだすことによってアウトプットをしますが、絵をかいたり、物をつくったり、音楽を演奏したり、ダンスをしたりする人もいるでしょう。

このアウトプットばかりは努力をしないとできません。つづきません。あるいは訓練を必要とします。寝ていてもアウトプットはすすみません。

前世紀の日本では、主体的に個人がアウトプットすることはあまり歓迎されていなかったかもしれません。しかし時代はかわりました。現代では、ブログやフェイスブックやツイーターや YouTube などがあります。これらはみなアウトプットのツールです。現代は、誰もが自由にアウトプットをしていいのであり、努力をして積極的にアウトプットをすべきです。