「ATOK 2016」は「ライブ変換」よりもすぐれています。わかりやすく正確な日本語を書くために ATOK をつかうとよいです。

2015 年 9 月 に Mac OS X El Capitan がリリースされ、 「ライブ変換」という日本語変換機能があらたに搭載されました(注1)。ライブ変換とは、キーボードでひらがなをうつと、スペースキーをおさなくても漢字かなまじり文に自動的に変換されるという機能です。

ライブ変換は便利だとおもってつかっていたのですが、今年の6月下旬に、「ATOK 2016 for Mac」が発売されました。Windows 版 はこれよりもはやく2月に発売されていました。

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広告をみるとかなりよさそうだったのと、わたしは ATOK をかつてつかっていたので、ATOK 2016 にためしにバージョンアップしてみました。するとどうでしょう。とてもいいです。ATOK 2010 を以前はつかっていたので、それからの「進化」はいちじるしかったです。今では、ライブ変換はやめて ATOK をつかっています。

つぎのような特徴があります。 

  • 予測変換候補を表示する。
  • 間違いを指摘したりアドバイスをしてくれる。
  • 定評のある外部辞書・辞典が一緒につかえる。

特にすぐれているは「予測変換候補」の機能です。以前からこれはありましたが、精度がとても高くなりました。ライブ変換にも予測変換機能がついていますが、 ATOK はこれを完全に圧倒しています。

たとえばつぎのように、最初の一文字あるいは数文字をうつだけで推測、先回りして変換候補を表示してくれます。Tabキーをおせばすぐに選択できます。

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英単語も表示できます。

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英文をうつのも楽です。英文をうつときは「半角英字」の設定にします。

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予測変換候補機能はたいへんすぐれています。「学習」効果もたかいので、つかえばつかうほど予測変換は正確になってきます。

また途中で、間違い(スペルミスなど)を指摘したりアドバイスをしてくれるのもいいです。手の位置がズレてうっても修正してくれる「ATOKタイプコレクト」という機能もついています。

ATOK には、価格に応じて「ベーシック」版や「プレミアム」版などがあり、プレミアムなら、『精選版日本語大辞典』と『ジーニアス英和/和英辞典』がついています。定評のある辞典・事典と連携できるので、キーボードをうちながら意味をすぐにしらべることができます。書籍の辞典を手元に用意したり、Web 上の辞典をみる手間がはぶけます。必要な辞書・事典はあとからでも追加購入ができます。

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類語辞典をつかうこともできます。適切な単語をさがすときに便利です。

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ATOK はおおきな「進化」をとげました。Apple のライブ変換も意識しながら開発したのだとおもいます。現段階ではライブ変換よりも ATOK の方がすぐれているのはあきらかです。ATOK の「逆襲」といってもよいかもしれません。


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キーボードをうって日本語の作文をするということは、日本人がおこなう情報処理のなかのアウトプットの技術としてもっとも重要です。わかりやすく正確な日本語をいかにアウトプットしていけばよいか。今後とも研究していきたいとおもいます。


▼ 注1
Mac OS X El Capitan のライブ変換機能をつかって日本語を書く