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ハナミズキの実(平行法で立体視ができます)

秋が感じられます。感じるというのは情報をインプットすることです。五感のすべてをはたらかせてインプットすると情報処理がすすみます。

東京都杉並区にある善福寺公園サービスセンター・ミニギャラリーで「善福寺公園の木の実」展が開催されていました。「木の実をみて名前をあてよう」という企画でした。秋といえば「実りの秋」です。木の実をみて秋を感じることができました。

写真はいずれも平行法で立体視ができます。会場で撮影しました。
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トチノキ



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クヌギ



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フジ



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ハンノキ



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ラクウショウ



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イノバラ



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センダン



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チャノキ



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エノキ




気温がさがってきて秋が感じられます。「感じる」というのは情報処理的にいうと意識の内面に情報がインプットされるということです。気温や湿度は皮膚感覚で感じられ(インプットされ)、季節の指標としてもっとも重要なファクターになっています。

あるいは木の実を見ても秋が感じられます。これは視覚です。あるいは味覚でも秋が感じられます。新米はおいしいです。聴覚はどうでしょうか。虫の声などが聞こえます。ヴィヴァルディが作曲したヴァイオリン協奏曲集『四季』のなかの『秋』を聞いてみてもよいでしょう。臭覚はどうでしょうか。秋の匂い・香りは感じられますでしょうか。

このようにわたしたち人間は、感覚器官をとおして季節の情報を意識の内面インプットしています。情報をインプットするときには五感のすべてをはたらかせて総合的にインプットした方が気分がよくなります。よい感情がそれにともなえばなおよいです。その後のプロセシングとアウトプットがすすみやすくなります。


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