英語を、日本語におきかえて日本語訳で理解し記憶するのではなく、イメージをつかって理解し記憶するようにします。ネイティブのもつイメージをつかむことが大事です。
大西泰斗・ポール=マクベイ著『一億人の英文法』(東進ブックス)はイラスト(イメージ)をふんだんにつかったすぐれた英文法体系書です。
イメージをつかった学習法についてはつぎのように解説しています。
たとえば基本動詞としてつぎのようなイメージがでています。左から、SEE、WATCH、LISTEN、HEAR(122-123ページ)。
イメージをつかうと理解と記憶が飛躍的にすすみ、学習時間をいちじるしく短縮することができます。
たとえばつぎのリストを見て、目を閉じて、イメージがすぐにうかんでくるように練習します。日本語訳をおもいだすのではなくてイメージをおもいうかべるようにします。
このような訓練は、イメージ訓練(心象法)でありまた記憶法の訓練でもあります。情報処理(インプット→プロセシング→アウトプット)の観点からみるとプロセシングをすすめることです。けっきょく、プロセシングをすすめる方法はイメージ訓練(心象法)と記憶法であり、あとは睡眠をしっかりとることです。
そして「わかった」「おぼえた」というだけでは不十分です。「わかった」「おぼえた」というのはプロセシングの段階まできたということです。実際につかえるようになる、はなせるようになることが必要です。つかえる、はなせるとはアウトプットができるようになるということです。アウトプットまでできて情報処理は完結します。
情報処理の観点から以上をまとめるとつぎのようになります。
(1)インプット
(2)プロセシング
(3)アウトプット
学校教育では、イメージ訓練やイメージをつかった記憶法はおしえていないことが多いとおもいますが、学校の試験勉強のためにもこのような訓練が役立ちます。
そして本書をつかって訓練したこの方法はほかの分野の学習でも役立ちます。教科書や参考書にでているイメージがおもいうかべられるように練習すればよいのです。
▼ 文献
大西泰斗・ポール=マクベイ著『一億人の英文法』(東進ブックス)ナガセ、2011年9月30日 第2版発行
▼ 関連記事
イメージで理解し記憶し、言葉でアウトプットする - 大西泰斗・ポール=マクベイ著『一億人の英文法』(1)-
複数のインプット・ルートをもつ - 大西泰斗・ポール=マクベイ著『一億人の英文法(2)-
目をとじてイメージする - 大西泰斗・ポール=クリス=マクベイ著『英単語イメージハンドブック』(1)-
アイコンをつかって英単語を活用する - 大西泰斗・ポール=クリス=マクベイ著『単語イメージハンドブック』(2)-
心のなかに情報をファイルする - 大西泰斗・ポール=クリス=マクベイ著『英単語イメージハンドブック』(3)-
イメージをつかった学習法についてはつぎのように解説しています。
「イメージ」とは、「意味」ということです。英語学習者は - 辞書など - 日本語訳で英語表現の意味を理解することが多いのですが、それではどうしても超えられない壁があるのです。(中略)ネイティブのもつ単純なイメージをつかめば、膨大な意味をもつ基本単語を私たちはすぐにマスターすることができるってことですよ。
基本イメージが日本語訳とおなじ場合でも、安心しないでください。絵と解説を見て、本当のニュアンスをしっかりつかむこと。
たとえば基本動詞としてつぎのようなイメージがでています。左から、SEE、WATCH、LISTEN、HEAR(122-123ページ)。
イメージをつかうと理解と記憶が飛躍的にすすみ、学習時間をいちじるしく短縮することができます。
たとえばつぎのリストを見て、目を閉じて、イメージがすぐにうかんでくるように練習します。日本語訳をおもいだすのではなくてイメージをおもいうかべるようにします。
- GO
- COME
- RUN
- BRING
- CARRY
- DRIVE
- LEAVE
- RISE
- FALL
- TURN
- PASS
- TAKE
- PUT
- SET
- GET
- GIVE
- MAKE
- HAVE
- LET
- LOOK
*
このような訓練は、イメージ訓練(心象法)でありまた記憶法の訓練でもあります。情報処理(インプット→プロセシング→アウトプット)の観点からみるとプロセシングをすすめることです。けっきょく、プロセシングをすすめる方法はイメージ訓練(心象法)と記憶法であり、あとは睡眠をしっかりとることです。
そして「わかった」「おぼえた」というだけでは不十分です。「わかった」「おぼえた」というのはプロセシングの段階まできたということです。実際につかえるようになる、はなせるようになることが必要です。つかえる、はなせるとはアウトプットができるようになるということです。アウトプットまでできて情報処理は完結します。
情報処理の観点から以上をまとめるとつぎのようになります。
(1)インプット
- 本書を見る、読む
- 音声教材を聞く
(2)プロセシング
- イメージ訓練(心象法)
- 記憶法
- 睡眠をとる(よくねむる)
(3)アウトプット
- 声にだして言う
- 外国人とはなす
- 英作文
学校教育では、イメージ訓練やイメージをつかった記憶法はおしえていないことが多いとおもいますが、学校の試験勉強のためにもこのような訓練が役立ちます。
そして本書をつかって訓練したこの方法はほかの分野の学習でも役立ちます。教科書や参考書にでているイメージがおもいうかべられるように練習すればよいのです。
▼ 文献
大西泰斗・ポール=マクベイ著『一億人の英文法』(東進ブックス)ナガセ、2011年9月30日 第2版発行
▼ 関連記事
イメージで理解し記憶し、言葉でアウトプットする - 大西泰斗・ポール=マクベイ著『一億人の英文法』(1)-
複数のインプット・ルートをもつ - 大西泰斗・ポール=マクベイ著『一億人の英文法(2)-
目をとじてイメージする - 大西泰斗・ポール=クリス=マクベイ著『英単語イメージハンドブック』(1)-
アイコンをつかって英単語を活用する - 大西泰斗・ポール=クリス=マクベイ著『単語イメージハンドブック』(2)-
心のなかに情報をファイルする - 大西泰斗・ポール=クリス=マクベイ著『英単語イメージハンドブック』(3)-