チャコモリフクロウ(平行法で立体視ができます)
南アメリカ大陸の中央部、ボリビア・パラグアイ・アルゼンチンの3ヵ国にまたがったグラン・チャコという非常に暑く乾燥した半砂漠の広大な平原に生息しています。興味のある対象を記憶するときには、類似情報のなかの相違に気がつき、それぞれを区別して情報をとりいれ保持するようにします。
写真はいずれもフクロウ(フクロウ目フクロウ科に分類される猛禽類)です。倉敷フクロウの森で撮影しました。平行法で立体視ができます。おなじフクロウでもよくみると違いがあり、いろいろな種類のフクロウがいるのがよくわかります。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>
このように倉敷フクロウの森にいくとさまざまな種類のフクロウに出会えます。一度にたくさんの種類をみることによってそれぞれのフクロウの相違点がよくみえてきます。フクロウにも多様性があります。
ある対象を観察して記憶しようとするときに、類似情報のなかの相違をみつけて、区別して情報をとりいれ保持するようにするとよいです。こうすることによって観察力・認知力・記憶力がたかまります。
一般的に、情報を想起しようとするときに似ている情報がこんがらがってしまい、うまくおもいだせないということは誰にでもよくあります。それは区別ができていないからです。
区別するためには全体の展望が必要です。ひとつひとつ時間をかけてゆっくり見ているよりも、全体の展望をもって、短時間で一気にたくさん見てしまった方がそれぞれの違いがわかり認知がすすみます。写真をつかうときにも、複数の写真をならべて同時にみると相違点がよくわかります。
今回はフクロウをつかってやってみましたが、自分の興味のある対象で同様なことをやってみるとよいでしょう。
倉敷フクロウの森は、倉敷美観地区のなかの複合施設「倉敷いろはに小路」の3階にあります。たくさんのフクロウを一度にみたのはわたしはこれがはじめてでした。ここでは、係員の指導のもとでフクロウを手の甲でなでることができます。みんなよく訓練されていて人間がちかづいてもおどろきません。フクロウは、普通の鳥とはちがってさまざまな顔と表情があるので人気者です。フクロウがすきな人は是非いくべきです。
▼ 注1
倉敷フクロウの森
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スンダオオコノハズク
マレー半島・スマトラ・ボルネオ島などに生息しています。昆虫類をメインの餌にしていますが、生息場所によっては小鳥やネズミなども補食します。シベリアワシミミズク
アジア北部のほぼ全域に生息しています。ユーラシアワシミミズクの亜種です。体が大きく、あわい色合いをしています。アフリカオオコノハズク
アフリカ大陸に分布し、ひろびろとしたサバンナや有刺灌木地帯に生息しています。あざやかな赤みがかったオレンジ色の目がきわだちます。小型な生物ならなんでも捕食します。メンフクロウ
ヨーロッパ・アフリカ・アラビア半島・東南アジアと広範囲に分布しています。田舎の平地におもに生息していますが、多くの地域で生息数が減少しています。ニュージーランドアオバズク
オーストラリア・ニュージーランド・ニューギニア・インドネシアな南部小スンダ列島に分布しています。「Boo-book」(ブーブック)という英名がしめすように、はっきりとした二音をくりかえして鳴きます。モリフクロウ
ヨーロッパにひろく分布します。ネズミ・カエル・鳥類などを補食します。性格はおっとりしていて、じっくり見定めてから行動します。ベンガルワシミミズク
インドとその周辺諸国に分布し、でこぼこした岩場のおおい地形をこのみますが、森林地帯や町はずれにも生息します。ピンと上をむいたながい羽角(うかく)をもつ大柄なミミズクです。フクロウもミミズクもフクロウ目フクロウ科の鳥ですが、一般的には、羽角のある種を総称して「ミミズク」とよびます。アメリカワシミミズク
北アメリカに生息する唯一のワシミミズクです。猫のような羽角をもち、羽衣はあわい色地にうすい黒の斑点やほそい縞模様がはっきりとはいっています。ニシアメリカオオコノハズク
北アメリカに生息する小型なフクロウです。おもに昆虫を補食しますが、冬場などには小さな鳥や哺乳類もねらいます。のどをごろごろふるわせるような二音からなる声で鳴きます。カラフトフクロウ
北極圏のきびしい寒さにたえるための厚い羽衣がふっくらしています。針葉樹林に生息し、昼夜をとわず活動します。哺乳類や鳥類を補食します。*
このように倉敷フクロウの森にいくとさまざまな種類のフクロウに出会えます。一度にたくさんの種類をみることによってそれぞれのフクロウの相違点がよくみえてきます。フクロウにも多様性があります。
ある対象を観察して記憶しようとするときに、類似情報のなかの相違をみつけて、区別して情報をとりいれ保持するようにするとよいです。こうすることによって観察力・認知力・記憶力がたかまります。
一般的に、情報を想起しようとするときに似ている情報がこんがらがってしまい、うまくおもいだせないということは誰にでもよくあります。それは区別ができていないからです。
区別するためには全体の展望が必要です。ひとつひとつ時間をかけてゆっくり見ているよりも、全体の展望をもって、短時間で一気にたくさん見てしまった方がそれぞれの違いがわかり認知がすすみます。写真をつかうときにも、複数の写真をならべて同時にみると相違点がよくわかります。
そして観察したことを圧縮・要約してブログなどにのこしておくとよいです。あとはおりにふれて想起して確認するようにします。展望し区別し圧縮し確認するということです。
今回はフクロウをつかってやってみましたが、自分の興味のある対象で同様なことをやってみるとよいでしょう。
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倉敷フクロウの森は、倉敷美観地区のなかの複合施設「倉敷いろはに小路」の3階にあります。たくさんのフクロウを一度にみたのはわたしはこれがはじめてでした。ここでは、係員の指導のもとでフクロウを手の甲でなでることができます。みんなよく訓練されていて人間がちかづいてもおどろきません。フクロウは、普通の鳥とはちがってさまざまな顔と表情があるので人気者です。フクロウがすきな人は是非いくべきです。
▼ 注1
倉敷フクロウの森
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