160905 情報のながれ
図1 情報の流れ
 
アウトプットをすると情報はおのずと流れはじめます。心のなかに情報をためこまずに はきだしてしまうことが大事です。

わたしたち人間は、眼や耳や舌などの感覚器官をつかって見たり聞いたり味わったりしながら大量の情報を意識の内面にインプットしています(とりこんでいます)。

このようなインプットによって、かんがえたり感動したりひらめいたりすることができます。これはプロセシングです。

インプット、プロセシングとくれば、あとはアウトプットです。言葉を書きだすことによってアウトプットする場合が一般的には多いでしょう。あるいは絵をえがいたり音楽を演奏する人もいるでしょう。いずれにしてもプロセシングの結果を意識の外面に出力することがアウトプットです。

このアウトプットができると情報の流れが生まれます(図1)。アウトプットが充実すればするほど情報の流れは強力になります。

しかしアウトプットをしないと情報の流れは生じません。心のなかで情報が滞留してしまい息もつまってきます。テレビを長時間みていて何もアウトプットしないというのはとくにいけません。心の不健康の原因のひとつは情報がうまく流れないところにあります。心のなかに情報をためこまないで外面にはきだしてしまうことが大事です。

些細なことでもよいのでアウトプットをまずははじめることです。現代では、ブログやツイッター・フェイスブック・YouTube などがあるのでアウトプットはやりやすくなっています。アウトプットをはじめればおのずと情報は流れはじめます。