大地震などの災害時に携帯電話がつながらない場合は、まずメールで、そして災害伝言ダイヤル・災害伝言板を利用します。あるいは「三角連絡法」を活用します。

大地震などの災害時には携帯電話がつながりにくくなります。しかしメールはつながる可能性があります。電話が通じなかったらまずメールをつかいます。

つぎに災害用伝言ダイヤルをつかいます。「災害用伝言ダイヤル 171」というサービスを NTT が提供しています。 「171」をダイヤルし、利用ガイダンスにしたがって伝言の録音・再生をおこなってください。
災害用伝言ダイヤル 171 >>

また「災害用伝言板 web171」というサービスもあります。ウェブサイトをつかって伝言の登録と確認ができます。
災害用伝言板 web171 >>

災害発生時は、被災地と遠方のはなれた場所との電話はつながりやすいです。そこであらかじめ遠方の親類や友人などを「家族共有の連絡先」に決めておき、その人を通じて家族間での安否を確認するようにします。もしその遠方で大災害がおきたときにはこちらが中継基地になるようにしておきます。これを「三角連絡法」といいます。


▼ 引用文献
1981年よりも前に建てられた建物に注意する - 池上彰著『南海トラフ巨大地震から命を守れ!』(3)-
公的助成をえて家の耐震補強工事をする - 池上彰著『南海トラフ巨大地震から命を守れ!』(4)-
家具の転倒防止:突っ張り棒は壁際に - 池上彰著『南海トラフ巨大地震から命を守れ!』(5)-
野菜飲料をローリングストックしておく - 池上彰著『南海トラフ巨大地震から命を守れ!』(6)-
津波対策:揺れたら逃げろ! - 池上彰著『南海トラフ巨大地震から命を守れ!』(7)-

▼ まとめ記事
南海トラフ巨大地震から命をまもれ(まとめ)