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ネパール中央動物園 入口

ステレオ写真をつかった立体視は見る能力をたかめる訓練になります。見る能力がたかまると情報処理能力もたかまります。

人間は、情報の大半を目からとりいれています(インプットしています)。見る力をきたえることは情報処理能力をたかめるために必要なことです。ステレオ写真は、目のシステムを最大限に活用して効率的に情報をうけとる訓練になります。立体視が成立したとおもっても、じーっとさらにながめるようにします。おもしろいほど飛びだして見えてくるでしょう。

写真はいずれも交差法で立体視ができます。ネパール中央動物園(注1)で撮影しました。 
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>



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インドガビアル(Gharial)

インドとネパールに分布するワニの一種です。パキスタン・バングラデシュ・ブータン・ミャンマーでは絶滅したとかんがえられています。



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インドゾウ(Indian Elephant)

インドゾウはアジアに生息しているアジアゾウの亜種であり、ネパールからインド・ブータン・バングラデシュなどをへてミャンマーやタイなどのインドシナ半島やマレー半島、中国・雲南省南部の一部などに分布しています。インドゾウをさしてアジアゾウとよばれることが多いです。近年では、森林開発などによって生息地が減少したり、人間との競合によって生息数が激減し、絶滅危惧種に指定されています。



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ジャッカル(Jackal)



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ベンガルトラ(Bengal Tiger)

ベンガルトラはトラの仲間のなかでは大型であり、インドやネパール・ブータン・バングラデシュなどに生息しています。体は黄褐色やオレンジ色をおびた茶色などで腹部は白いです。近年の森林開発などによって個体数が激減し、絶滅危惧種に指定されています。



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スイギュウ(Wild Water Buffalo)

 

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インドサイ(Indian rhinoceros / Greater One-Horned Rhinoceros)

インドサイは、ヒマラヤ山脈の南裾にひろがるインド北部からネパールやブータン、バングデシュやミャンマー北部にかけての森林やサバンナなどに生息します。サイの中ではもっとも北方に分布します。アフリカに生息するクロサイやシロサイの角が2本であるのに対して、インドサイの角は1本であるためイッカクサイともよばれます。農地開発や放牧による生息地の破壊、外来種による植生の変化、角目的の乱獲やスポーツハンティングなどにより生息数が激減し、絶滅危惧種に指定されています。サイの角は、解熱剤・強精剤・エイズの薬の原料になると信じられています。



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ニルガイ(Nilgai / Blue Bul)

ウシ科ニルガイ属の動物で、ヒマラヤ山麓からインドに原生します。




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ネパール中央動物園
園内の中央に池があっていこいの場になっています。


ネパール中央動物園は、先進国の動物園とくらべるとかなりおとりますが、ネパールで見られるあるいは見られた動物を中心に飼育・展示しています。ゾウは調教されているので誰でも自由にふれあうことができます。さわってみると、想像以上にかたくて厚い皮膚をもっていることがわかります。エレファントライドもできます。

ネパールで野生の動物をみたり、ジャングル・サファリなどをたのしむなら世界遺産・チトワン国立公園がおすすめです(注2)。

近年、開発途上国では乱開発がいちじるしく、絶滅危惧種がふえています。


▼ 注1
Central Zoo(ネパール中央動物園)

▼ 注2
世界遺産・チトワン国立公園


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