何かを観察するときにはその空間の奥行きもしっかり見るようにするとよいです。

以下の写真は交差法(注1)で立体視ができます。沖縄の「ゴーヤーパーク」で撮影しました。奥行きがわかるのが立体視のおもしろいところです。


IMG_1478_77
中長ゴーヤー
ゴーヤーは、わかい果実に苦味があるのが特色で、油炒め料理におもにつかわれます。沖縄では、豚肉との炒め物にとくに重宝されるほか、酢の物などにも供される高級野菜として愛されています。



IMG_1486_85
あばしゴーヤー
あばしゴーヤーは夏の高温時でも旺盛に生育し、果実の苦味はかるく、ビタミンCが多いのが特徴です。果実の形は、みじかく太く、イボが大きくツヤがあります。炒め物のほかにジュースにも適しています。



IMG_1490_89
白ゴーヤー
白ゴーヤー(白苦瓜)は台湾原産のゴーヤーで果実は白く、イボが大きいのが特徴です。沖縄産同様に耐熱性がありますが収穫量はややおとります。炒め物より、サラダ・煮物・スープの具に適しています。また観賞用としてもすぐれています。




沖縄・海洋博公園のかえり道、やんばる亜熱帯園のちかくで「ゴーヤーパーク」(注2)を見つけました。

沖縄料理といえばゴーヤーチャンプルー、ゴーヤー(ゴーヤ)は沖縄を代表する夏野菜の王様です。ゴーヤーは、ウリ科のつる性一年草であるツルレイシの沖縄での呼び名で、苦瓜ともよばれます。この「ゴーヤーパーク」では冬でも温室で栽培しています。

ゴーヤーは、インドを中心とした熱帯アジアあるいはアフリカが原産とされ、沖縄には、16〜17世紀ごろに中国から伝来したとかんがえられています。「健康野菜」「薬用野菜」として重宝され、食用・薬用の両方に利用されています。



▼ 注1
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 -

▼ 注2
ゴーヤーパーク



▼ 関連記事
立体視をして視覚系の情報処理能力を高める - 沖縄・海洋博公園 熱帯ドリームセンター(1)-
立体視をして視覚系の情報処理能力を高める - 沖縄・海洋博公園 熱帯ドリームセンター(2)-
熱帯・亜熱帯植物の多様性をみる - 沖縄・海洋博公園 熱帯・亜熱帯都市緑化植物園 -
立体視をして眼力をきたえる - やんばる亜熱帯園 -
モデルをつかって気候帯をとらえる -『気候帯でみる! 自然環境〈1〉熱帯』(少年写真新聞社)-

沖縄 - 関連記事まとめ(リンク)-


Sponsored Link