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沖縄・海洋博公園 熱帯ドリームセンター


ステレオ写真をつかって立体視をすると、視覚系のインプットとプロセシングの能力を同時に高めることができます。

下の写真はいずれも交差法(クロス法、注1)で立体視をすることができます。沖縄の海洋博公園にある熱帯ドリームセンター(注2)で撮影しました。



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カニステル(アカテツ科)
南米北部原産の常緑の高木です。果実がゆで卵の黄身に似ていることからクダモノタマゴともよばれています。主に生食としてもちいられ、パイやジャムなどに加工して利用されます。

 

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タヒチモンビン(タマゴノキ)(ウルシ科) 
ポリネシア原産の常緑高木です。果実は偏球形で、熟すと黄色になります。生食できますが、果肉には繊維が多く種子からはがれにくいので食べにくいようです。



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ビリンビン(ナガバノゴレイシ)(カタバミ科)
マレー半島原産の常緑の中高木です。葉は互生する羽状複葉で、花は暗赤色で幹や太い枝に直接つく幹性花です。果実は酸性がつよいので生食にはむきませんが芳香がよいのでカレー料理や漬物として利用されます。



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ピタンガ(フトモモ科)
ブラジル原産の常緑性低木です。果実の形がカボチャに似ているので別名カボシャアデクともよばれています。ナマ食用のほかにジャム・ゼリー・シャーベットなどに利用されます。




熱帯ドリームセンターに一歩 入ればそこはもう高温多湿のジャングルです。個々の植物を見るだけでなく、熱帯がかもしだす特有の雰囲気がすばらしいです。植物がすきな人にとってはまさに夢の世界がひろがっています。 


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沖縄・海洋博公園 熱帯ドリームセンター



▼ 注1
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 -

▼ 注2
沖縄・海洋博公園 熱帯ドリームセンター



※ 沖縄・海洋博公園へは、那覇空港でレンタカーをかりるか、あるいは「やんばる急行バス」で行くのが便利です。
やんばる急行バス

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