アウトプット能力を高めるためにも想起力をつよめなければなりません。
たとえば文章を書くときに思い出しながら書くことはよくあります。あるいはそういえばこれについてはあの本に書いてあったと思い出して検索して書くこともあります。
情報は、インプットしておぼえておけばよいというのではなく、想起してアウトプットにつなげていかなければ意味がありません。
記憶法を「記名→保持→想起」(注)ととらえた場合(下図)、記名や保持(おぼえること)よりもむしろ想起できなくて苦労する場合が多いのではないでしょうか。
図 記憶法とは「記名→保持→想起」
たとえるならば自宅や職場などで重要な書類や物品を整理したのだけれどどこにしまったのかわからなくなって、後になって必要なときにさがしだすのにかなりの時間をとられてしまったという経験は誰にでもあることです。
さがしだすということに時間と労力がいかにかかっているか。
これと似ていて、いろいろ勉強をしたのだけれどおもいだせない、想起できないということはよくあります。
情報を記名し保持することだけでなく、必要なときに必要なことをいかに想起するかということにもっと意識をはらって記憶法を実践していくことが大切でしょう。
▼ 注
記憶法についてはクラウドタグの「記憶法」をクリックしてください。
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