Mac は、再起動、セーフモード、First Aid などをつかって定期的にチェック、メンテナンスをするとつねに快適につかえます。
Mac は毎日つかいつづけていると調子がわるくなることがあります。わたしは以下のメンテナンスを定期的におこなうようにしています。あたらしい OS をインストールする前にもおこなった方がよいです。
1.再起動する
現在のマックは、つかっていないときでも電源をおとさないでスリープモードにしておき、いつでもすぐにつかえる状態にしておきます。しかしスリープモードを長期間つかっていると徐々に反応がわるくなってきます。
反応がわるいなと感じたら Mac を再起動します。特別に反応がわるくなくても1週間に1回は再起動をするように習慣づけておくとよいです。
2.セーフモード:Mac を起動して「Shift」キーを押すだけ!
Mac が起動できないなどのトラブルの際に使用する特殊な起動モードとして「セーフモード」がありますが、これは、Mac のメンテナンスのためにもつかえます。セーフモードはセーフブートとよばれることもあります。
- Mac を起動または再起動し、起動音がきこえたらすぐに「shift」キーをおしてそのままにします。
- Apple ロゴが画面に表示されたら「shift」キーをはなします。
- しばらくするとログイン画面右上に「セーフブート」と赤字で表示されます(下の写真)。
- これで終了です。
- あとは普通に再起動します。
2週間に1回ぐらいは実行したほうがよいです。
アップルによると、セーフモードで起動するとつぎの処理がおこなわれます。
- 起動ディスクを検証して、必要に応じてディレクトリの問題の修復を試みる。
- 必要なカーネル機能拡張のみを読み込む。
- 起動項目とログイン項目が自動的に開かないようにする。
- ユーザがインストールしたフォントを無効にする。
- フォントキャッシュ、カーネルキャッシュ、およびその他のシステムキャッシュファイルを削除する。
3.ディスクユーティリティをつかう
- 「アプリケーション」から「ディスクユーティリティ」を起動します。
- 画面左上にある「First Aid」ボタンをクリックすると「First Aid」が実行されます。
- 問題なければそのまま完了をクリックしておわりです。問題があれば自動的に修復をこころみます。
4.それでも不具合が解消されない場合
- マックを再起動し、すぐに「command + R」キーを押したままにします。
- Apple ロゴが表示さされるまでこれらのキーを押し続けます。
- これで、コンピュータを復元から起動できます。
- 「OS X ユーティリティ」ウインドウが表示されます(下の写真)。
- (ユーティリティウインドウではなく、ログイン・ウインドウやデスクトップが表示された場合は、「command + R」をおすのがおそすぎたとかんがえられます。コンピュータを再起動してもう一度やりなおしてください。)
- ディスクユーティリティを選択して First Aid を実行します。
復元から起動して OS が動いていない状態で First Aid を実行すると OS が動いている際には処理できない範囲を修復できます。
5.アップルストアに連絡する
それでももしエラーがでるようでしたら、Apple Store の Genius Bar を予約してMac をみてもらいます。
Genius Bar:Apple製品のサポートを受けるなら、ここが最高の場所です >>
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