山田洋次監督作品『小さいおうち』(注)を先日みました。
日本映画界の巨匠・山田洋次が、直木賞受賞のベストセラー小説を映画化、東京郊外の “小さいおうち” でおこったちいさな恋愛事件の真実を、昭和と平成の2つの時代を通してえがきだします。
物語は、昭和10年から終戦直後と、平成12年〜21年頃という2つの時代が交差しながらすすみます。昭和の回想パートと現代の平成パートが、昭和の風景と平成の風景とを対比させます。
そして、
「あっ、・・・・・のか」
「あっ、・・・・・のか」
2つの物語が意外な展開のもとで最後に一気にシンクロナイズします。2つの情報が統合されて話は収束します。
注:
原作:中島京子(文春文庫刊)、脚本:山田洋次・平松恵美子、音楽:久石譲
制作・配給:松竹株式会社、2014年
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