情報処理や問題解決をすすめるうえでもっとも必要なことは当事者の主体性です。
私は長年、発展途上国で環境保全の仕事をしていますが、発展途上国がいわゆる援助漬けになり、発展途上国の人々が援助慣れしてしまった事例を数多くみてきました。先進国からの援助をうければうけるほど、その人は、みずから学び、成長し、発展する貴重なチャンスをうしなってしまいます。そこには主体性はありません。
このような状況から私は援助活動はせず、環境保全活動に徹するようにしています。
必要なことは、ご自身の主体性であり自立と自律です。これは日本人でもおなじです。依存心をすて主体性をもって自立・自律の道をすすんでいかなければなりません。