『ビジュアル世界大地図』は、 自然・生物・人間・科学・歴史・文化の6つのジャンルから注目すべきテーマをとりあげて解説した世界地図集です。地球の全体象と現状をビジュアルにつかむことができます。
80をこえる地図を掲載、見開きで1テーマを解説し、地球の姿がひと目でわかる仕組みになっています。
目次世界の自然はじめに地殻地震山火山海底海流川と湖クレーターと隕石暑さと寒さ雨と雪ハリケーンバイオーム森林砂漠氷時間帯世界の生きものはじめに恐竜の化石捕食者たち危険な生きものたち外来種の侵略鳥の渡りクジラサメ川の怪物たち昆虫植物の世界生物多様性固有の生きもの絶滅のおそれがある動物絶滅した動物人間と地球はじめに人間の住む場所遊動民世界の年齢分布健康パンデミック貧困世界の金億万長者食料生産世界の摂取カロリー読み書きの能力環境汚染ごみと廃棄物きれいな水化石燃料代替エネルギー気候変動原生地域工学と科学技術はじめに航空交通海上輸送鉄道道路高層建築物インターネット接続人工衛星と宇宙ごみ軍事力世界の歴史はじめに人類の化石先史時代の文化古代の帝国驚異の古代建造物ミイラ中世の偉大な建造物中世の帝国城戦場最後の帝国革命難破船近代技術の賜物世界の文化はじめに言語聖地旅行美術彫像祭りテレビスタジアム自動車レースジェットコースター世界の国旗
本書は、イギリスの Dorling Kindersley 社が2013年に制作し、刊行後まもなく重版がかかり、発売から半年たらずで世界で12万部をこえるヒットタイトルになりました。子どもから大人まで幅広い読者の好奇心をおおいに刺激しています。
本書の特色は、グローバルな視点を読者にあたえる点にあります。本書の世界地図をみていけば地球の全体象を自然につかむことができます。
地球の全体像を本書でまずみて、そして次に、興味・関心のある特定の分野あるいは地域にはいりこむようにするとよいです。大局をみて局所にはいるのは問題解決の基本です。これは旅行法にも通じます。
問題解決のポイントは局所の攻め方にあります。そのためには問題をめぐる大局があらかじめつかめていなければなりません。大局をつかむためには本書のようなよくできたビジュアルな参考書が役立ちます。本書をつかえば、あまり時間をかけずに地球の大局を視覚的に一気につかむことができます。そもそも大局は一気につかむものです。
▼ 引用文献
左巻健男監修『ビジュアル世界大地図』日東書院本社、2014年11月10日
ビジュアル世界大地図