先日わたしは、イメージをつかった記憶法を実践してみました。


キーとなるイメージを記憶しておくと、それをおもいうかべることにより関連情報を記憶の倉庫からひっぱりだすことができ、文章化などのアウトプットにつなげられます。これは自分の意識をつかった情報検索の方法のひとつです。

一方で近年は、グーグルに代表されるようにコンピューターやインターネットによる情報検索がさかんにおこなわれるようになりました。ここでおこなわれている検索方法はキーワード検索です。一般に検索といえば言葉による検索をさします。

キーワード検索によりイメージ(画像)を検索することはある程度可能になっていますが、しかしそれはイメージで検索しているわけではなく、あくまでもキーワードを入力した結果として画像がでてくるという仕組みです。イメージによる検索は技術的に非常にむずかしいということがわかります。

コンピューターにはできませんが、人間は、イメージによってさまざまな情報を想起する能力をもっています。イメージが鮮明におもいだせれば関連情報もおのずとうかびあがってきます。

まずイメージをおもいうかべ、そして関連情報を想起し、それらをアウトプット(文章化など)につなげていけばよいのです。人間がおこなう情報処理ではイメージをつかうことが重要なポイントになります。

アウトプットのときに言語的に記憶が不確かなものがあったらグーグルなどの検索システムをつかって確認すればよいです。言語であらわされた情報については検索が容易なので心配する必要はありません。