何らかの問題を解決しようとおもった場合、大局と局所をふまえ、「1. 大観 → 2. 行動 → 3. 考察」という3段階ですすんでいくとよいです。行動とは、大局をみて局所にきりこむことであり、問題解決のポイントは局所のせめ方にあります。
この問題解決モデルにおいて第3段階目の考察によって問題の本質がつかめれば、つぎにどの方向へすすめばよいかがおのずからあきらかになり、あららな一歩がふみだせます。つぎの曲面にむかって行動を展開できるわけです。
そのためには、行動は、目前の任務をただはたせばよいというのではなく、行動をしながらあわせて周囲をよく観察し、人々の声を聞きくようにします。つまり周囲の情報をしっかりインプットし情報処理をおこなうのです。情報処理がうまくできると問題の本質あるいは現場の本質にせまることができます。
このように問題解決と情報処理(インプット→プロセシング→アウトプット)とは別物ではなく、問題解決のなかで情報処理をくりかえしおこなわなければなりません。
このような意味では、「大観」の段階でも「考察」の段階でも情報処理がおこなわれます。つまり問題解決のそれぞれの段階の内部で情報処理がくりかえしおこなわれるのです。
こうして、情報処理をしながら問題解決の段階をすすんでいくと、大局を見て、局所をとらえ、本質にせまることができます(図1)。
問題の本質がわかってくると問題解決は一気にすすみます。
たとえば被災地において救助活動から支援活動へ、そして復興へと活動を展開していく場合にはこの点についてとくに留意しなければなりません。
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問題解決は3段階ですすめる - 大観 → 現地活動 → 考察 -
現場のニーズにもとづいて現地活動をすすめる
大局をみて局所にきりこむ - "Google Earth" → 行動 -
行動により局所をせめて問題を解決する - 1. 大観 →2. 行動 → 3. 考察 -
問題解決の各段階の内部で情報処理をくりかえす
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