行動とは、大局を見て局所にきりこむことであり、現代では、"Google Earth” などをうまく利用することによってそれができるようになりました。
大局をみ見るということは大観することであるといいかえてもよいです。
とくに何らかの問題を解決しようとする場合、行動による局所へのきりこみ方、局所のせめ方が重要になります。問題解決のポイントは局所のせめ方にあるといってもよいでしょう。
とくに何らかの問題を解決しようとする場合、行動による局所へのきりこみ方、局所のせめ方が重要になります。問題解決のポイントは局所のせめ方にあるといってもよいでしょう。
そしてこのような行動をしたのちには行動をふりかえり考察をした方がよいです。考察というと、たとえば学者が調査や実験を実施したあとにおこなうことだとおもうかもしれませんが、あまりむずかしくかんがえる必要はなく、行動した結果を反省し、あらたな課題をあらいだし、今後の計画をたてるということです。
この考察がしっかりできると、あらたなつぎの行動へスムーズに展開することができます。考察はさらなる行動をうみだす母体といってよいでしょう。
こうしてつぎの問題解決の3段階がうかびあがってきます。
こうしてつぎの問題解決の3段階がうかびあがってきます。
図1 問題解決の3段階モデル
このようにして世界と地域(現場)がつくりだす大局と局所という空間的な構造は、問題解決という時系列的な流れに展開されます。そして問題解決を実践することにより、あたらしい視点からあらためてその地域をとらえなおすことができるようになるのです。
このようなやり方は、被災地におけて救援活動などをおこなう場合にはとくに留意しなければなりません。
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問題解決は3段階ですすめる - 大観 → 現地活動 → 考察 -
現場のニーズにもとづいて現地活動をすすめる
大局をみて局所にきりこむ - "Google Earth" → 行動 -
行動により局所をせめて問題を解決する - 1. 大観 →2. 行動 → 3. 考察 -
問題解決の各段階の内部で情報処理をくりかえす