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青柳健二著(写真・文)『行ってみたい日本人の知恵の風景74選』(Kindle版)の 各解説ページについている Google マップのアイコンをクリックすると Google マップにすぐにとぶことができます。そしてスケールをかえて日本列島全体を上図のように表示させることもできます。

この Googleマップはインデックス・マップとしてつまり情報検索用のマップとしてつかえます

前回のブログ記事で、<地名・題・解説とイメージと場所>の情報をひとまとまりにして「位置情報」にしてしまうことをのべました。これを具体的に実践する道具として Googleマップは有用です。

ページをめくりながら風景写真を順番に見るのもよいですが、それとはちがいこの日本列島インデクス・マップから空間的に興味のある風景に入っていくのもおもしろいです。

このやりかたは視覚的空間的な情報検索です。キーワード検索(言語による検索)とはちがう検索方法もあることに注目してください。Google というのは大変おもしろくて、キーワード検索とともにこのような空間的な検索機能も開発しているのです。

視覚的空間的に情報をとらえることは情報処理能力をたかめることにつながります。たとえば記憶法でも、言語でおぼえるよりも視覚的に場所でおぼえたほうがおぼえやすいことがひろく知られています。

このような方法を発展させれば、さまばまな情報のファイリングと検索の道具として日本列島を活用する道がひらけるとおもいます。この方法には大きな可能性があり、Googleマップはそれを実用へとみちびくとおもっています。

 








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