キャノンのデジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X7i/X6i のガイド(マニュアル)です。全体的な構成がとてもよくできていてわかりやすいです。

まず、基礎編として、「かんたん撮影ゾーン」と「応用撮影ゾーン」の「モードダイアル」の使い方を説明しています。

つぎに、応用編して、「被写体別の使いこなし術」の説明をしています。具体的にはつぎのシーンについて実例をつかって解説しています。
  • 自然風景
  • 料理
  • 子供
  • テーブルフォト
  • 夜景
  • スナップ

そして、「7つのフォト・キーワードでうまくなる!!」として、つぎの項目について解説しています。
  • ぼけ
  • アングル
  • 色彩
  • ピント
  • 動き


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最近のカメラは、一眼レフでも、マニュアルを見なくても簡単に撮影できるようにできてはいますが、すこしなれてきたら、本書のようなガイドをみて練習をした方がよりよいでしょう。

カメラの基本機能を習得したら、つぎに、被写体別つまりシーン別の撮影の方法をマスターします。旅先で撮影している自分を想像します。あるいは実際に現場に行ってためしてみます。

そして最後に、テーマ別に、撮影方法を追求してみます。あれもこれもというのではなく、自分の興味のあるテーマを設定して、それに関しての撮影法を重点的に練習します。

したがって、つぎのような3段階をふんで練習するとよいでしょう。本書は、そのためのモデルとしてつかえます。

150106b 撮影法マスターの3段階
図 撮影技術習得の3段階

まず、基本機能のすべてを一通り習得します。ひろく大局をとらえます。つぎに、現場にはいりこんで実践します。第3段階目では、自分のやり方、自分らしさなどを追求します。


▼ 文献
キヤノン EOS Kiss X7i/X6i完全ガイド』インプレス、2013年8月21日


▼ キャノン EOS Kiss X7i