国立民族学博物館などの博物館のなかをあるきながら、さまざまなことをまなんでいくことはとてもたのしいことです。最近の博物館には、音声ガイドや電子ガイドもあるので、このようなガイドもつかえば理解と記憶は一層すすみます。
博物館のなかをあるきながら学習をすすめる方法は、本を読むだけの学習とは大いにことなります。
博物館では、歩行という行為が基礎になって、それに視覚や聴覚がくみあわさって情報のインプットがすすみます。自分がどこをどうあるいたかは、博物館のフロアーマップを見ればわかります。すると、あるいた場所に、さまざまな情報がむすびついて記憶されることになります。
こうして、すべての情報は、博物館のなかにおける独自の体験として心のなかに蓄積されていきます。体験のなかには、おどろいたり感動したりしたこともふくまれます。
アウトプットをおこなうときにも、その体験からおこなえばよいです。
このような方法は、行動しながら情報処理をすすめることだと言ってもよいでしょう。